オクト。

新規による関ジャニ∞備忘録。 良い事もそうでない事も。

関ジャニ∞「なぐりガキBEAT」"7人だけの新年会" を語らずにはいられない。

関ジャニ∞ニューシングル、「なぐりガキBEAT」発売されましたー!
ツアーでやっていたあの曲達が手元に!という感慨もひとしおな今回。
フラゲで一通り見た時点で『これは買うべき!!!』と思ったので、ダイレクトマーケティングします。
(「NOROSHI」もめっちゃ好きなんですよ…ただ仕事で忙殺&ツアー突入したから記事書く余裕がなかっただけで…!あと、何も言わなくても絶対売れると思った)


 

初回限定版

なぐりガキBEAT(初回限定盤)(DVD付)

なぐりガキBEAT(初回限定盤)(DVD付)

■CD
1. なぐりガキBEAT
2. 前向きスクリーム! "リサイタル" Remix
3. 罪と夏 "リサイタル" Remix
■DVD
「なぐりガキBEAT」Music Clip&Making ※約24分

 

「なぐりガキBEAT」Music Clip&Making

 
何故振りを付けてから撮らなかった。

その一言に尽きる。全体的にカワイイしカッコイイし、ソロカットではそれぞれに凝ったセットとか演出つけて貰ってそれはめっちゃいいんですけど、振りがカワイイ事を知ってるからさ!何故MVに入れなかった!!ってなるよねそら。振り見たかった~絶対イイのに~っていうのプラス、立ちで歌ってるとこがちょっと手持ちぶさたな感じするので本当何故ダンスシーンなかったのかと。監督の意向なのかエイト側の都合なのかはわからないけど、ちょっと無理してでもダンスあった方がよかったんじゃないかなー。

自由にカメラに寄ってアピール(関ジャニ∞よくやるやつ)で、珍しく亮ちゃんが村上君の背中にべたーっとくっついてて動揺しました。かわゆい。

メイキングも大体いつもの感じ。毎回ちゃんとシングルの話をしよう・聞き出そうとしてくれる丸山さんちゃんとしてる!横山さんは丸山さんを好きすぎる。
カメラを持った亮ちゃんもずーっとまるちゃん撮ってるので、本当まるちゃんのこと大好きなんやな…と。かわゆい。


 

通常盤

なぐりガキBEAT(通常盤)

なぐりガキBEAT(通常盤)

■CD
1. なぐりガキBEAT
2. Tokyoholic
3. BJ
4.なぐりガキBEAT(オリジナル・カラオケ)

 

Tokyoholic

作詞・作曲・編曲:錦戸亮

作詞・作曲・編曲:錦戸亮!!
(大事な事なので2回言いました)

いや本当、錦戸さんのセンスが爆発している。ツアーで初めて聴いた時からめっっっちゃ好き。メンバーが作った楽曲がこんなに好きなテイストである幸せ。

ライブで聴いてナンボな楽曲なので、生の熱量じゃなくキレイに録音されてしまうとあの"Damn!!!!!"感がなくなって『クソカッコイイ』→『カッコイイ』になったという印象ではあるもの、のやはりきちんと音源化してくれた事は嬉しい。逆に言うとこれを音源からじゃなく、ライブで初披露してくれた事が本当に嬉しい。最高。

ジャニーズ楽曲大賞」では納得の未音源化部門1位。
未音源化楽曲部門第1位(2875ポイント獲得) | ジャニーズ楽曲大賞2016

曲についてはツアー総括でも語ったが、とにかく"今"の"関ジャニ∞"だからこそできる楽曲で最高。最高。

  

BJ

作詞・作曲:HIKARI/編曲:錦戸亮

メンバー再録シリーズ第3弾。*1

このシリーズはメンバーのためにやっているのだと、私は思っている。だからやりたいと思うならやったらいいし、やりたいと思わないのならやらなくてもいい。ただ、好きな曲を好きなようにやったらいい。私に言えるのはそれだけ。

 
ところで、「Tokyoholic」と「BJ」はメンバー演奏って事でいいんですよね?それが公式のどこにも書いてないってどういう事?インレコアホすぎじゃない???

【あけましておめでとうございます!】 ニューシングル「なぐりガキBEAT」 商品詳細決定! | 関ジャニ∞公式サイト / INFINITY RECORDS オフィシャル ウェブサイト

なぐりガキBEAT|関ジャニ∞公式サイト / INFINITY RECORDS オフィシャル ウェブサイト



新春特盤

なぐりガキBEAT(新春特盤)(DVD付)

なぐりガキBEAT(新春特盤)(DVD付)

■CD
1. なぐりガキBEAT
■DVD
7人だけの新年会2017 ※約60分

 

7人だけの新年会2017

発表された時はね、ちょっと落ちてた時期だったのもあって、『あーハイハイ、ヲタ受けしそうな企画を一生懸命考えたわけね~』とわりと醒めた感じで見てたわけですよ。『新年会ったってどうせ収録年内でしょ?』とか。

再生してまずびっくりですよ。


「今回の特典映像は渋谷がプロデュース」


それ先に言ってくれよ!!!!!


あの本当、それ特典としては一番アピールすべきポイントだから!やらされてんのと自主的にやってんのは全然違うから!!!
「JUKE BOX」アルバム・ツアーでの特典映像プロデュースで実績を残している渋谷さんですよ。期待しないわけがない。

この時点で買おうと思った方はまず買ってください。買って見てから先に進んでください。「JUKE BOX」の24時間共同生活罰ゲームが好きな人は絶対楽しめる。インフィニティ・レコーズになってからのリリースに首を傾げてる方にこそ買ってほしい1枚。

なぐりガキBEAT(新春特盤)(DVD付)

なぐりガキBEAT(新春特盤)(DVD付)








 
映像は企画の趣旨説明から開始。まずは『メンバー1人1人を電話で個別に誘う』ところからっていうなかなかのサプライズ。メンバー同士の電話の感じが映像で見られるとかあります…?かわ…いい…(屍)

「あいあい!」って電話に出る村上君、「大久保が…」「いや大倉ね」って電話のボケもキッチリ拾ってくれる大倉、「今横に丸おんねんけど」って唐突にまるちゃんの話を始める横山君、誘われるとこ全部カットで臭い話に終始するまるちゃん、相変わらずすばるくんに対して敬語な亮ちゃん、「バイバイって言ってないから」とかけ直してくるやすくん。しかも2回もwww
1回目で『またバイバイ言わずに切ったよ…?』と思ってたら2回目かかって来て流石に爆笑したわ!

これ『電話終わりですよ・切りますよっていう意志表示の言葉がなかったから、途中で切れちゃったのかな?と思ってかけ直してきた』って事なんじゃないかと思うんだけど…どうなんだろう。本当にただ「バイバイ」って言いたい人なのか。そうだとしたらちょっと怖いw *2

関ジャニ∞って前日にいきなり捕まるもんなの!?とか、流石に色々仕込みはあるだろうよとか思わなくはないものの、メンバーと電話するすばるくんが超絶かわいいので問題ない。


ここで私が気になっていたのが、亮ちゃんを「行った事ない、から。なんか。1回どうかなってんねやけど」やすくんを「久々に2人でどうかなと思ってんねんけど」と誘っていた事。『すばるくんとサシ呑み!』と思って来たら実は新年会撮影ってヤンマー可哀想すぎるやろ…!*3

すばるくんのリアクションに爆笑しつつも心を痛めて迎えた当日。安田君登場。見た事ないようなしょんぼり顔。聞いた事ないくらい悲しそうな声。そうなるよね…!(涙)
あの、私決してモンペタイプではない自覚があるんですけど、ここですばるくんと2人でいるやすくんが本当辛いです…つらい…です…。
そしてどんな弄り方されてもわりとさらっと受け止めるやすくんがその後しばらく全然浮上して来ないのがリアルすぎて辛い。かなしい。
「ふたりでやきとりいこって言っててんけどな…(呟)」つらい。゚(゚´Д`゚)゚。
すばるくんは責任取ってちゃんと2人でごはん行ってください。

しかしマスクと帽子取った瞬間金髪がこぼれ出る安田さんが超絶男前なのでそこは必見。
みんな私服っぽいのも良い!まるちゃん珍しくおしゃれ!!横山君ビジュアルも服装もぶっちぎり好みー!!!!!こんな美しいのに彼氏みがすごいってどういう事や。
"新人のすばる"に全然気づいてない子達のリアクションもめっちゃかわいいw

全員揃ったところで、新人のすばるさんから企画趣旨説明。プライベートではなかなか7人集まる機会がないので特典として集めた。しかも事前に(会報用と偽って)アンケートまで。それをベースに話を進めていく、との事。このアンケート、自筆回答がテロップで出ます!ありがたい!みんな字汚いかわいい!

Q. メンバーだけの新年会をあなたの家で開催する事に。
 お料理は何を作ってもてなしてくれますか?

 
丸山:カラアゲ、カス汁、マルのお鍋(中国なべ)

もうこれファン的には回答出た時点で『あぁ、ピぇんロー鍋…!』ってなってるわけですが、メンバーは「何それ!?」って爆笑してるのがじわじわくる。

関ジャニ'sエイターテインメント」1/14大阪で亮ちゃんが長瀬君にバッタリ会った話始めた時にメンバーは初耳っぽくて、『メンバーは知らないけどファンは知ってる事もある』っていうのがすごい面白かったんだけど、それと似たような気持ちを味わいました。

「Q. 自分の部屋で人に見られたくないものは?」村上:甲冑」も同じく。これに関しては

渋谷「つける事あるん?」
村上「つけました」
渋谷「つけてどこ行くん?」
錦戸「戦やん(真顔)(即答)」

の返しが秀逸w

Q. プライベートでよく歌っている関ジャニ∞の楽曲は?
 
丸山:words、勝手に仕上がれ、狩(仮)

「words」聴きたいですよろしくお願いします(真剣)

「ビースト!!」があんなにハマってるのに「狩(仮)」やりたいまるちゃんかわいい。

Q. 今後 関ジャニ∞でやってみたい仕事は?
 
錦戸:もっとデカイ事
丸山岸和田少年愚連隊みたいな、青春人情映画をしたい。
大倉:自主制作ドラマ
村上:海外公演
横山:映画 時代劇
安田:『関ジャニ∞の週替わりぶらり旅』

どうしても関ジャニ∞で旅に出たい安田。

 

Q. 関ジャニ∞のことどのくらい好きですか?
 何かに喩えて教えてください。

 
大倉:お母さんくらい
村上:皆の思ってる3倍!
横山:鳥がはじめて見たのを親と思うぐらい

 

Q. 今まで誰にも言った事がなく、墓場まで持って行こうと思っている事を教えてください

この質問への村上・大倉・横山の回答が爆弾だったらしく、すばるくんが「1人じゃ抱えきれないんで共有だけ」「(共有)して貰わんと僕嫌ですもんこんなん!」ってわざわざ手書きでメモに書いてメンバーに回し、そのリアクションを楽しむという謎のコーナー開始。出た、メンバーだけが楽しいやつw

これ何書いてるのかめっちゃ知りたいけど、知らないからこそ良いのだとも思う。"ファンの知らないメンバーの顔がある"という事に何故か安心する。


メンバー個別の質問で丸山さんに「こうされるのが一番好きっていうのを教えてください」「逆にこうするのが一番好きっていうのを教えてください」って聞く渋谷さんは、「あなたが楽に過ごせる人になりたいです。誰といる時がいちばん楽ですか?」って質問した錦戸さんと同じ人種だなとしみじみ…。*4
しかしわかる。私確か、元気ツアーのパンフの質問募集でまるちゃんに「ファンが何をしたら嬉しいですか?」って書いた気がする。

Q. メンバー1人1人に外国人の名前を付けてください→錦戸
 
渋谷=ワン・タンレイ(中国)
丸山=アンディ・ヨウ(香港)
安田=金城保(琉球王国
大倉=アンドレ(フィンランド
村上=バック・プラムック(Thailand)
横山=パク・ミンスル(KOREA)

錦戸さんの発想のセンスよ…!

 

Q. メンバーそれぞれに本気で感謝している事を教えてください
 
安田:→横山
実は裏で色々とやっているのに表に出さないし言わない。
 
丸山「これ恥ずかしいやつや」
横山「ハズいなー。ありがたいけど」
村上「いや恥ずかしいことあれへん(真っ直ぐ)」
横山(爆笑)

めっちゃヨコヒナ…。

 

村上:→錦戸
やっぱりドラマ・映画でグループのふざけてるばっかりじゃない部分を表現してくれてる事
 
村上:→丸山
色々な作品に足を運んでグループの名刺くばりの様な事を自然としてくれてる事
 
村上:→安田
楽曲制作や衣装で、内側から見えてるその時その時に合ったモノを作ってくれてる事
 
村上:→横山
この人がいなかったら今の自分はいないと思います。

めっちゃヨコヒナ…!

こんなん泣くやろ。

村上君の回答が、どれもすごく的確で具体的で素敵だなと思った。
そんな中での抽象的な横山さん宛。ぐっとくる。

 

丸山:→安田
年に1、2回は、車で、ボクの弱音をだまって聞いてくれてありがとう

山田のやつ来たー!!!
わたしこのエピソードめっちゃすきでね…これを話す時のまるちゃんとやすくんの感じも好きでね…。まるちゃんにとって、やすくんは"まるちゃん"しなくていい相手なんだろうなぁと思うと…本当…山田は宇宙。
これを聞かされた時のやすくんの顔が超絶男前なのでみんな見てくれ。

 

錦戸:→安田
同い年やし、怒ってくれる

このヤンマーも良い…年下の関係性も良い…。

 

横山:→大倉
関ジャニのことを凄く考えてくれてる事かな
 
錦戸:→大倉
みんなとは違った角度でグループを見れる

 
この後恥ずかしい暴露をされたまるちゃんにハイタッチを求める酔っ払い横山君が、冒頭大スベリしたまるちゃんに乾杯を求める村上君と全く同じ構図で笑った。まるちゃんの救済法が一緒!


「BJ」をバックに語られる『2017年の抱負』もとても良い。

錦戸「シンプルに、2016年より良かった2017年にしたいなと思いますから。アルバム出さなかったじゃないですか。ええやつボンボーン!って作りたいですよね」

錦戸さん信じられる。

安田「歳取ってきた部分も勿論ありますし、みんな変わってきた部分も沢山あると思うし、今みたいにこうやってワイワイできるっていうのは僕らのグループの良さではあるので、僕達が内側から出てきてるものと、見た目で印象づいているものを織り交ぜながら、自分達に合う楽曲制作をしていきたいなと思います」
 
安田「多分きっと難しいんで。国民的と言うか、すごい有名になるって。それを葛藤しながらやり続けられるグループに、2017年もいたいかなと思います」

 
大倉の挨拶が、一番ぐっときた。アイドルとしては、本来カメラの前で言うべきじゃないのかもしれない。キラキラした面だけを見せるのがアイドルのあるべき姿なのかもしれない。でも、私は嬉しかった。

大倉「色んなデータが出てるでしょ?話題になったランキングとか。今年はひとつもなかった。悔しいなって。そこにいない、圏外にいるっていう事が」
 
大倉「何か色々模索しながらやってったけど。それが後に繋がっていったらいいなと思ったけど。…こういう(波が激しい)グループじゃないですか。俺ら。前回のこういう(底の)時はヤスが楽屋で泣いたりとか、あったじゃないですか。で、こうなってる(下がったり上がったり)んだとしたら、また1個こういう(上がっていく)時期なのかなと」

テイチクからインフィニティへの移籍が私にとってはやっぱりすごく大きなターニングポイントで、そう思っている人も多いんじゃないかと感じてるけど、それはメンバーも同じなのかもしれない。


「BJ」に乗せてしっとりじっくり聞いてたら渋谷さんで「なぐりガキBEAT」になるので落ち着かないw
尺が足りなくなるくらい、編集カットせず抱負を見せてくれたって事ではあるけど!
しかし内容はめっっっっっちゃめちゃいい。

渋谷「13年ぐらいですか。ずっとみんなで頑張ってきて、毎年ツアーもやらして貰えてるし、番組もみんなで何個かやらして貰えたり、個人個人で仕事もさして貰ったりってすごく恵まれたありがたい環境にいさして貰えてると本当に思うんですけど、ただ、悔しいですよね。まだまだ僕らは本当に。何にも満足してないですし、上には上が果てしなくいるし。
 
だから、もっともっと常に、漠然と上にいきたいっていうのは何していいかわからないけどでも、今のままでは絶対ダメやと思うから。何か"変えよう"ってせな変わらへんから、もう究極は1人1人の人間性の部分やと思うんすよ。だからそれぞれが自分の中で革命を起こしていかないと。それぞれが一歩変わろうって踏み出していけば、歩み寄れば、見えてくるものがあると思うし。
 
みんなもういい加減子供じゃないし、大人として、仕事としての会話をしていきたい。それは意見のぶつかり合いじゃなくて"会話"ですよ。"この関ジャニをどうやっていく?"っていう会話をもっと気持ちよく、普通にできるような空気をみんなでつくっていくべきだと思うんですよね。そしたらもっともっと色んな事が自然と生まれてきて、色んな意見交換し合えるような風にみんなで変えていければいいのかななんて、僕は思ったりしております」

渋谷さん格好良い…!(涙)
泣くだろこんなん。アツい。

私は同世代社会人としての、仕事をしているエイトがすごく好きなので、これは本当に嬉しかった。どんな職種でも、プライドを持って本気で仕事をしている人は格好良い。

当たり前だけどメンバーが一番関ジャニ∞を好きで、関ジャニ∞の事を考えてるっていうのがこっちにちゃんと提示されたっていうのがすごく良かった。何を考えてるのかなんて、言ってくれなきゃわからない。全然キレイじゃないし、みんな必死にもがいてるんだなって思うけど、私はそういうエイトが好きだ。



 
全体的に、大倉がすごくナチュラルに弟でかわいいかった!大倉に限らず、メンバーで喋ってる時ってこんな感じなんだなあっていうのを久しぶりに見られてすごく幸せでした。やはり渋谷さんはファンが求めるものをわかっている。

もういいんじゃないかなって思う事もあったけど、やっぱりエイトが好きで。どう考えてももうI can't hate youなので、ちょっとでも希望が持てたというか、これからの関ジャニ∞にまた期待したいなっていう気持ちになれたのが本当によかった。見てよかったです。ありがとう。



結論:渋谷すばるは神。




 

*1:第1弾「侍唄」通常版収録「Heavenly Psycho」

侍唄(さむらいソング)

侍唄(さむらいソング)

第2弾「罪と夏」通常盤収録「Do you agree?」
罪と夏

罪と夏

*2:『もうひとりおるおる?』での本人談によると、途中で切ったかもしれないという不安がベースではあるもののどうしても「バイバイ」と言いたいらしい。「じゃあね」じゃダメ。怖い。「関ジャニ∞クロニクル」2017/06/03

*3:後に大倉もサシ呑みだと思っていた事が判明。年下ズ可哀想…

*4:2014/08/08「A-Studio」

関ジャニ'sエイターテインメント - 総括

2016~2017年ドームツアー「関ジャニ'sエイターテインメント」初日札幌からオーラス大阪までの総括的感想。

 

セットリスト

NOROSHI
ブリュレ
RAGE
浮世踊リビト
*挨拶
パノラマ
T.W.L
*エイトレンジャー
王様クリニック
The Light
罪と夏
がむしゃら行進曲
イッツマイソウル
なぐりガキBEAT
*MC
Baby Baby/ツブサニコイ/CANDY MY LOVE/I to U/ローリング・コースター
言ったじゃないスカ
*告知
ハダカ
Steal your love
Black of night
キング オブ 男!
前向きスクリーム!
*セッション映像
Tokyoholic

NOROSHI
 
ズッコケ男道
急☆上☆SHOW
無責任ヒーロー
オモイダマ


 

好きだったところ

 
・オープニングムービー

何も言われずとも『中村監督…!』とわかる、鉄板の映像。めっちゃくちゃ格好良かった。これが私の好きになった関ジャニ∞!!(「8UPPERS」も「FIGHT」も大好き)
錦戸×煙草、渋谷×二丁拳銃等、わかる人にはわかる「8UPPERS」とのシンクロが良い。まるちゃんもエイトレンジャーではお面パフォーマンスだったし。私は「8UPPERS」に満足しすぎるあまりあれで世界が完結しているので続編はそんなに望んでいないものの、ああいうコンセプトがしっかりしたものが好みなので別世界としてまた中村監督と何かやってほしい。その願いがちょっと叶ったのと、MVは「キング オブ 男!」引き継いでくれないのかよおおおおおってなってた不満が少し解消された。

雀荘で喧嘩してるのにちゃんとメンバーカラーのシャツ着てる丸山大倉かわいい。
それぞれキャラが立ってて良かったけど、組長目線で映像が進む中での『おっさんから見た村上信五可愛すぎ問題』が私の中でアツかった。上目遣いでお目目くりっくり!トイプーの次に可愛いやつ!

・「NOROSHI」ねり歩き

映像からの登場ドーン!!が「47」を髣髴とさせるところがあって、ミニバイ乗り回してたヤンキーが立派な極道になったんだったら感慨深い。

イントロで1人ずつアップにされるところの安田君の、ちょっと上からの余裕の笑みがあまりに格好良くて毎回吐くかと。キャー!ではなく、ウッ…てくるタイプのダメージ。あの顔本当好き。オーラスのはなんかちょっと違ったので別日のください。

渋谷&錦戸が村上&大倉引き連れて歩くのも、横山さんがお気に入り丸山&安田侍らせて歩くのも、とっても良かった!!コートの色が違うのもまた。横山さんにやけすぎかわいい。大倉のグラサン&ピアスも最高にチャラくて良かった。仕事してた。

映像の世界観を引き継いで登場したのも良かったし、『って事はラストはバンドで「NOROSHI」やって締めだな』と意図がわかりやすいのも私は好き。

・「ブリュレ」の高速回転

2サビでメンバーがステージの端に散って、盆が回り始めた瞬間『ヤバいめっちゃ格好良い!ジャニーズ…!』と興奮。私はどうもこの高速移動が性癖のようで、「torn」の高速トロッコとか「ビースト!!」のふんどし翻して進むのとかすごい好きなのでこれもツボだった。まるちゃん妹の『初めて兄をカッコイイと思った』エピすごいわかる。札幌より他地域の方がスピードが落ちてた気がするけど、見慣れたからだろうか。これは高速で回るのが良いのに。

・メンバー挨拶

安田→錦戸→渋谷→大倉→丸山→横山→村上。
変なテンションで会場をざわつかせて颯爽と捌けて行く安田君の次に、『もーこれどーすればええん』みたいな困り顔で挨拶始める亮ちゃんがソーキュートでした。マイベスト錦戸亮は1/14の、音に乗っかってすばるくんに迫ってみるやつ。最高に気まずい。この日はサンシャイン丸山を楽しむ横山君と、ドラムでゴジラみたいな足音効果音つけて貰ってはしゃぐ村上君もとってもかわいかった。

1/3福岡の無言で遊ぶ村上君に絶妙なタイミングでツッコむ渋谷さんも良かったし、横山君の彼氏シリーズもヒュー!!ってなるので好き。自分で言っておきながら顔真っ赤にしてダッシュで捌けていくとこまで含めて好き。

・エイトレンジャー

冒頭の映像を早速パロるセンス!最高!錦戸ハイチュウとか村上麺づくりとか、芸が細かい…流石中村監督…。ママがモモコ姉さんからリンゴ姉さんになってたの一番笑った。パロなので冒頭をなぞってるとは言え、ブルーのくだりで『えっ、やすくんが塗ってくれんの…!?痔の薬を…!?』と動揺。(松原.エピでもかなりびびったのに)
ドームツアーは音楽やって、コントはイベントでやってほしいなーとは思うものの、何だかんだ何回見ても結構楽しかった。オラついてるレッドさんが好きです。ブラックがオレンジに甘すぎるのかわいいと思います。「錦"戸"」で振り返る亮ちゃん超イケメン。あの顔面がないとできない演出。

1/14から15にかけての「いや、さっきさっきー!」の流れも楽しかったし、イエローのグリーン弄りもなかなか新鮮で良かった。なかなか閉めないやつとか好き。レッドとグリーンのベッドシーンは、札幌が一番好きだったんだけどなー。レッドさん男前で。東京以降何故かどっちもオネエだった。どんなカップルだよ(笑)

・「なぐりガキBEAT」

札幌で『初めて聴くけど間違ってる事はわかる』と頷きつつ声援を送った横山さんのトランペットが、回を増す毎に"鳴る"ようになっていったのがとっても良かった!(上からですみません…)
最初は普通かなーと思ったけど聴いてるうちにどんどん好きになったスルメ曲。Aメロの丸倉→安錦→横渋村の流れが素晴らしい。センター横山を支える両隣に渋谷・村上を配置したの本当わかってる…三馬鹿尊い…。
「あとはドアを開けるだけ!」って完全に蹴破る関ジャニ∞がめっちゃ好き。

・日替わりセッション

日替わりと言いつつ5曲ローテーションだったわけですが、忙しい中5曲もしっかり新しいアレンジで聴かせてくれたのがすっっっごく嬉しかった!そしてどのセッションもとても良かった。

5曲の中で一番好きな「Baby Baby」が札幌・名古屋平日・大阪平日というハードルの高さ。映像に残りますように…。
すばるくんも「いい曲」と言ってた気がするので、これを機に同じく山森大輔さんが作ってくださった「Can't U See?」もライブで歌ってくださいお願いしますめっちゃいい曲です。私のエンドレスリピート大賞2015です。*1

「I to U」はまるちゃんが歌い出した瞬間の大歓声がすごかったし(曲が終わった後「きもちよかった」と言ってたのもかわいかった)「この曲こんな人気なんや(驚)」っていう流れで「イントロ始まっても全然気付いてへんかったけどね」と辛辣な安田君に笑った。
私も大好きな曲なので、すばるくんが「俺らもえぇ曲やなって思って選んだのがこうやって喜んでもらえると嬉しいですね」的な事を言っていたのも嬉しかった。

すばるくんが「カバー…に、なるんかな?」って言って歌い出したのが「CANDY MY LOVE」だったのもめっっっちゃめちゃテンション上がったー!!!すごい良かった…。「また会えるんかな」「会うのに2時間かかるからな」とか言ってたけど私はいつまでもキャンジャニちゃんを待ってます。40になっても50になってもやってていいと思うけどできれば今の本気で可愛いうちにもっとやって映像に残しておくれ…!(まさかの登場だった元気DVDがオタク映りすぎ問題で観られないの一生恨む)*2

「ローリング・コースター」はよくセトリに入っているイメージだったけど(DVDになっているのはPUZZLE、カウコン、8UPPERS、FIGHT)最後にやったのFIGHTだから久しぶりと言えば久しぶりなのか。亮ちゃんが「俺すごい好きやから毎回セトリ会議に出すのにいっつも弾かれる」って拗ねてたので、錦戸さんゴリ推し曲なら仕方ないなと納得した。

・「ハダカ」

最初あの衣装で下から上がって来た時は『マジかよー!!!』と思ったけど、2人揃ってガッとカメラ向いた瞬間の顔で『あ、マジだな』ってなった。あそこものすごく好き。
露出度が高いのに性的な匂いが全くしないのが曲を体現していたなと。オーラスの最後まで一切笑いに走らず、演出意図を汲んできっちりやり切ってくれて本当良かった。30代男性が"ハダカ"で歌えるの格好良い。
新聞がそれぞれの誕生日だと聞いて探したのも、渋谷さんのパンツ特定班だったのも良い思い出。(http://3rdware.net/

すっごい難しいのわかってるけど、やっぱり札幌ではちょっとだけ『キーボード村上君がやってくれないかな…』と思ったので、いつか三馬鹿でこの曲を観たい。

・セッション映像

会場違いやったー!こういうの嬉しい!札幌が「北の国から」で、東京TOKIOだったから福岡も御当地ソングを期待してたら名古屋がクリスマスだったので、『あ、福岡は正月曲ですね…』ってちょっと寂しかった。地方ネタのが私は嬉しい。(地元だからかもしれないけど)
福岡で一番老若男女に知名度ある曲っつったら「いざゆけ若鷹軍団」だと思うので、機会があればよろしくお願いします。ドーム繋がりって事で!

ただセッション自体はどれもすっごい良くって、本当楽しかった。まるちゃんの山下達郎が予想以上にクオリティ高くて笑ったし、まさかの「粉もん」!!!と思ったら途中から完全に別モノだったし(笑)

・「Tokyoholic」

かーらーの!もう本当、クソカッコイイの一言に尽きる。それ以外説明要る?要らないねオッケー!

「NOROSHI」初回限定盤Aに突然セッションムービーが入っていて、いやこれ曲は?どうなったん??と思っていたらツアーで歌詞つき披露っていう。しかもそれが本当格好良くて歌詞もサイコーで完全にブチ上がった。
セッションプロデュースが亮ちゃんだから歌詞も亮ちゃんなのかなー?でもちょっとすばるくんエッセンスもあるなー?と思ってたら2番の村上パートだけ英語が全部カタカナだったの見て、亮ちゃんだなと確信した(笑)錦戸亮の作詞センス神。

一番余裕そうな亮ちゃんが叫ぶ「こっちも必死なんじゃ!」は刺さったし、エイトだからこそ、今のエイトだからこそ歌える歌詞で本当最高としか。

東京で聴くのが一番好きでした。大阪で言うとちょっと、遠吠えみたいになっちゃうからな。「I don't like you, TOKYO!」「I can't hate you, TOKYO!」って東京で叫べる関ジャニ∞最高で最強。
1月25日発売の「なぐりガキBEAT」通常盤に収録されるので是非。

なぐりガキBEAT(通常盤)

なぐりガキBEAT(通常盤)

・安田ギターソロ

良かった…。完全にギタリストだった。ギュイーン!て鳴らすのも、テンポ速いのも良かったし何より1/14大阪での大倉煽って即興セッションにしちゃうの本当むっっっちゃくちゃ格好良かった。こういう瞬間をつくって貰えた事も嬉しい。

・「象」

からの!「象」!!2年待った「象」!!!関ジャニズムの時に『できればバンドで観たいけど、難しいから厳しいだろうな…』と思って、実際札幌初日に『やっぱ無理だったか…』ってほんのちょっとだけがっかりして。でもあれからめきめき腕を上げて、自分達のものとして「象」を演奏するエイトが本当に格好良かったし、それをまた札幌で観られてよかったと心底思った。こういう事があるからエイターやめられない。遠征もやめられない。

「世界は変わる!」ってすばるくんに煽られたらもう、来るってわかっててもアガるしかない。
1/3福岡Cメロで突然笑い出したやすくんの狂気と、それを受けて初めて「ありがとう」を崩した渋谷さんの流れが一番印象的だけど、自分の座席位置とその時の熱によって全然違う風に聞こえたりもして、それぞれに本当良かった…。

本能のままに頭振り過ぎて全然見えてないので映像待機。亮ちゃんのアコギが見たい!

・「NOROSHI」

「NOROSHI」で始まり「NOROSHI」で締める。この流れは本当に良かった。
「象」は頭振りまくってるけど「NOROSHI」は拳上げだから一体感あるし、"今年の関ジャニ∞"って感じでこれで締めるのすっごい好きだった。
「行けー!!」ってすばるくんの煽りも、「唄え唄えー!!」ってやすくんの煽りも、本当ぶち上がった。良い曲作って貰った…。

・衣装

どれが特に!ってわけではないけど、今回平均してどれも良かった。嫌なのはなかった。パノラマは蛍光色より積み木みたいな原色のが好みかなーとは思ったけど。(蛍光色好きじゃない派)
「The Light」も正統派ジャニーズで良かったし(歌う山田はいつだってKinKiイメージ)「Steal your love」もそれぞれが一番格好良く見える丈とかシルエットでとても美しかった。セッションの時に着てた、メンバーカラー×動植物プリントのトップスも好き。あれ売ってほしい。着たい。
ちなみに一番好きな衣装は「ハダカ」です。

・座席的不公平感を減らそうという努力

実際問題、5万人も入ってたら完璧な平等なんて無理だと思う。でも、少しでもそれをなくそうと努めてる事は伝わった。前後左右それぞれのサブステに順番に行ったり、トロッコ・フロート・気球を駆使したり。欲を言えばトロッコと気球は一周してくれよーと思わなくはないけど、それで全員でのパフォーマンスの時間が減ってお手振りファンサコンになったら本末転倒だしな。今までの『同じとこばっか行ってない…?』感はかなり解消されたので良かったと思います。アリーナ歩くのは危ないからマジでやめてくれ。

・目で殺す渋谷すばる

「NOROSHI」テレビ初披露あたりから、ちゃんと髪セットして貰ってすっごい色気のある顔でカメラ目線する渋谷さんでざわついてたら、ツアー本当酷かった!(褒)
12/25以降は何故かカワイイ路線にシフトしてしまったので、12/24までが特に好きだった。「T.W.L」「イッツマイソウル」でのソロパートで何人死んだ事か…。
セッションでもやってたら、1/13大阪で安田君が「渋谷すばるは目で殺せるから」ってモニター見えてないにもかかわらずカメラ目線を把握してたのも笑った。流石。

・オトコ安田章大

札幌でメンバーもファンも「どうした!!??」ってなるくらいオラついていたのがめちゃめちゃ好みで、安田君本人もそれを「素に近い」と言っていたのがすごく嬉しかった。

ツアー全体通して結構強くて、そういうモードなんかなーとか「NOROHSI」と俺節の影響もちょっとあるんかなーと思っていたら大阪1/14でメンバーにダメ出しを喰らって、むしろ私がへこんだ。かわいい章ちゃんしか認めない勢がちょっとしんどいなーと思ってたところでメンバーにもそれ言われんの…?っていう。まぁやすくんとずっと一緒に生きててよく知ってるメンバーがそう言うならそうかもしれないんだけど。でも安田さんめっちゃ尼の男やん知ってるやろ。

本人が「最近自分らしさを出せてる」って言ってるのに、それじゃダメなのか…。「自分らしさってそういう事ちゃうで」って言われて、「じゃあ抑えますわ」ってすぐ引っ込めちゃったのも気になったし。「象」は私の中で丸山隆平鼓舞ソングなんだけど、この日初めてこれを安田君に向けたいと思った。

私はかわいいところも格好良いところも含めて安田君が好きだし、どんな一面も安田章大だと思っている。全肯定するタイプじゃないから『それどーなん?』って思う事もあれば『そんな言い方しなきゃいいのに…』って思う事だってあるけど、それは私と合わないってだけであって、安田君の考えを制限しようとは思わない。他の6人も同じく。
好きかそうでないかは個人の好みだから別にいいけど、生身の人間を型に押し込めるような事をしないでほしい。

・ドームツアー発表

リサイタルからの解放!!二倍の喜び\(^o^)/
毎年オーラスに向かうにつれて『またあと1年待たなきゃいけない…』って憂鬱になるくらいドームツアーが好きなのに加え、リサイタルが本当嫌いなので二重に喜びが爆発した。いい夏になるぞー!!
アルバムはアルバムで嬉しいけど私の評価は聴いてからなので(何年もアルバム出さないL'Arcにすっかり慣らされてしまった…)ツアー発表が一番テンションが上がった。

ただ冬は冬で恒例の日程をキープしたいので、夏は今年だけのエクストラであってほしい。毎年夏になるのはやだなー(ワガママ)

・「TAKOYAKi in my heart」

からのタコマイ!あんなにタコヤキ推してるのにやんないのかよ!というツッコミをオーラスで回収(笑)
"10周年に向けて"って作った「All is well」を10周年ツアーでやらずオーラスのダブルアンコールでやったり、「ふわふわポムポム」は世界観作らないといけないからやらないって言っておきながらクリスマスだけやったり、本当焦らすの好きやなぁっていう。
でも本当、良い発表からのタコマイはむっちゃくちゃ盛り上がって楽しかった!"遊んだ!"って感じ。
それぞれステージ回ってたのにやっぱりまるちゃんのギャグソロは正面サブステなんやな、っていうのが地味に可笑しかった。

・7人で無事に終わった

これが全てと言っても過言ではない。いつもは『ツアー終わっちゃうのやだー!』って嘆きながら大阪に向かうけど、今回ばかりは『とにかく無事に終わってくれ』と思っていた。

1/14にたこ焼きが燃えた瞬間、すごくほっとしている自分がいた。1/15は、それだけでもう泣きそうだった。無事始まる、そして終わる。それは当たり前ではないと痛感した。

残念だったところ

  
・注意事項映像

残念ってほどではないんだけど、コンセプトがいまいちよくわからなかった。何で突然七夕?冬ツアーなのに??
Babunさんに対して「ま、コイツには譲らなくていいけどな!」っていうのと(マナー喚起なら人選ぶなよ)「彼女は彼氏の胃袋をギュッと掴んで、料理上手なお母さんになるんだぞ!」が(このジェンダーフリーな御時勢に固定観念押し付けてくるの何なん?ライブ関係ないやろ好きにさせろや)開演前にテンション下がるからやめてくれってくらいかな。こういう感覚が本当無理。

・思いがけず「ブリュレ」

なんでだよ!!!(笑)
いや、「ブリュレ」は好きだ。曲としてはめっちゃ好きだ。けど、「NOROSHI」の次の2曲目でこれ!?組長の敵討ちに来たんじゃなかったんかーい!
アルバム出してないとは言え最近のエイトだしなとそんなにセトリに期待もしてなかったけども、2曲目にして『ああ、いつもの感じですね…了解…』ってちょっとテンションが下がったのが残念。「ブリュレ」は好きなのに。『大事な「ブリュレ」をこんな使い方しやがって…!』みたいな気持ちが強いかもしれない。

・「RAGE」

いや、「RAGE」も好きだ。何度もやってくれるのは嬉しい。しかし私が観たいのはファンサお手振りではなく村上信五センターでちょっと踊る感じの「RAGE」なんだ…!未だにニズムリベンジ待ってます。
落ちサビ前で一塁側の渋谷&丸山がヘドバンしてるのは毎回楽しみに見ていた。

・「浮世踊リビト」(アリーナトロッコ

嬉しい。浮世は嬉しい。しかしそうじゃない。お手振り消費してほしかったわけではないんや…!2015リサイタルの「RAGE」とか、2016リサイタルの「一秒KISS」に近いコレジャナイ感。
アリトロはせめて一周してほしかったなーと。こっちで座席選べるわけじゃないし。ずっと自担と逆サイドでちょっと切なかったです。まぁでもこれ以上お手振りタイム伸ばしてほしいわけでもないので微妙っちゃ微妙。スタンドにいる時は暇だしな。

・「The Light」

歌も衣装もダンスもとっても良かった!ただ、私は山田には2人だけでステージに立ってほしかった…。山田は宇宙。以上。

・からの「罪と夏」

来たぜ夏!来てねーわ!!!
曲自体はわりと好きだしセトリに入れる事に異存はないものの、「The Light」からの余韻がなさすぎて悲しかった。もうちょっと順番何とかならんかね…。

・「Black of night」の振り

曲はもう文句なしに好きなんですが、MVの全員横になってるところから始まるのとAメロ歌い出し「まるで悪魔だ」でまるちゃんが後ろに倒れ込む振りがめちゃくちゃ好きで、いろんな角度から見るのを楽しみにしてたのでカットされてたの悲しかったー。14公演毎回は厳しいのかもしれないので無理は言えないけど…観たかった…。

・ラストが「オモイダマ」

何故…?
「オモイダマ」自体は別に嫌いじゃないけど、オモイダマ締めはもう「関ジャニズム」でやったやん?何かもうちょっと、違うのなかったのかなって。

・ツアータイトル、コンセプト

関ジャニズム」「関ジャニ∞の元気が出るLIVE!!」「関ジャニ'sエイターテインメント」って言ってる事ほぼ一緒じゃない…?そしてやってる事も一緒のような気がする。そろそろ違うの見たい。

・セットリスト

で、結局セトリも似たような感じっていう。新規向けって言われたりもしてたけど、新規だってここ数年でやってる曲は生で聴いとんじゃー!過去DVDも擦り切れるほどリピートしとんじゃー!見た事ないやつが見たいわー!
新しいものを覚える余裕なんてないのかもしれないけど、それにしたってなあ…と思わざるをえない。

オープニングムービーからの「NOROSHI」がめちゃめちゃ格好良かったのに、その流れを活かせてなかったのが残念。




 
好きなところもそうでもないところもあったけど、全体としては楽しく通えた良いツアーだった。

今回、私の中で『気楽に楽しむ』というのがテーマのひとつでもあった。

アルバム前提でないツアーという事で「あの過去曲が」「あの未披露曲を」って期待の声が上がるのを、『んなわけない』と思いながら眺めていた。「関ジャニズム」以降リサイタルも含めたツアーを見て、今のエイトはそうはしないだろうという諦めのような確信があった。(2009年のカウコンはあんなにセンスあるのに何故こうなった…)
蓋を開けてみたらほぼここ2年ほどの公演でやっている曲ばかりで固められたものの、思いっきりハードルを下げて気楽な気持ちで迎えたのが結果的には良かったんだと思う。期待をしないという事はファンとしてはとても寂しい事だけど、私が期待したところで内容が変わるわけじゃないならストレスなく楽しんだ方がいい。

そんなセトリに対する不満なんか全部吹っ飛ばすくらい、とにかくバンドが良かった。セッション2曲と後半3曲、合計5曲しかないのに圧倒的に濃くて満足度が高かった。特に後半3曲。この3曲のために通う価値が十分にあった。

どんなにセトリに首を傾げようとも、どんなに演出に文句を言おうとも、私はやっぱり関ジャニ∞のドームツアーが好きだ。12月から1月にかけて、仕事と遠征で死にそうになりながら毎週ドームに通うのが好きだ。来年も再来年も、10年後もそうしていられる自分であればいいと思う。


とにかく無事に終わって何よりでした!お疲れ様でした!
夏もドームで会いましょうー!


 

*1:「強く 強く 強く」通常盤収録

強く 強く 強く (通常盤)

強く 強く 強く (通常盤)

*2:

「ザ・テレビジョンCOLORS」と「Black of night」と安田章大。

毎回写真と内容の良さに定評のある「ザ・テレビジョンCOLORS」シリーズ。vol.27 RED&WHITEには横山・安田のインタビューがそれぞれ掲載されている。

ザテレビジョンCOLORS vol.27 RED&WHITE

ザテレビジョンCOLORS vol.27 RED&WHITE

安田担から「絶対読んだ方がいい!」とオススメして貰い、とりあえず買ったら本当に良かった。


 

写真

まず写真が良い!安田君が赤着てるのも新鮮だし、自宅みたいなリラックスした雰囲気の写真でかわいい。横顔が好きなのと、右下2番のズレてるとこ担なのでそれがわかる写真があったのが非常に良かった。

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ここかわいい。これが見えてるとお得感ある。(元気が出るLIVEの団扇も良い)
安田君に限らず、キレイに整ったものよりこういうちょっとした歯並びとかシワとかに惹かれる。生身の人間なんだと実感できて好き。


Black of night

インタビューでは「NOROSHI」収録、安田章大作詞・作曲・総合プロデュースの「Black of night」が語られている。

「この曲はね、イヤホンで聴くために作ってる。めっちゃ音の聞こえ方を立体的にしてるんです。音も左右に振ってあるし、いろんな場所から歌声が聞こえてくるように配置して。ここはコンプ(コンプレッサー。エフェクターの一種)掛けずにドライな声にしてとか、歌詞によってコンプを掛ける掛けないとか、全部細かくお願いしました」
 
「左右って言っても右と左だけじゃなくて、時計の針の12時のところを真ん中として、そこから1時、2時の位置って、ちょっとずつ音の位置を変えられるんですよ。そこをめっちゃ細かく指定してます」

具体的にどういう創り方をしているのか、どこに拘ったのかが細かくわかってありがたい。

単にカッコイイ曲ではなく、"カッコイイ関ジャニ∞の曲"にすることが大事だったという。
 
「息を吸う音が生々しく入ったブレス音などを入れていくことで、ヒリヒリとした感情を抱かせられると思うのね。あくまでも生々しくあること。そここそが、関ジャニ∞らしさだと思ったから。だから、ブレスの音や水の音や、心音が入ってて。ブレスや水や心音って、人間が生きていく上で自然と耳にして、自然と体の中に取り込まれて血液となっていってるもの。だから、そういう音を聞くと人間は自然とドキドキしたりワクワクしたりすると思う。そういう音って、普段生活していて、そこまで大きな音で存在してない。意識して聞いてる音じゃなくて、無意識に聞いてる音。それをあえて鼓膜を震動させるくらいの爆音で聴かせることで、聴いてくれる人の全身をかきむしれると思ったんです。この曲を聴いた時に、そんな感情に包まれてほしいと思ったというか」

「2Aメロと2A´と2Bのところは、音を聴いてもらうと分かると思うけど、まず縦軸となるリズム隊が一切おらんくて全部水の音とブレスの音だけにした。途中で歌詞とリンクさせたかったから、雨の音を降らして。大倉(忠義)の"消えてしまう―"っていうサビに入る前の部分は、心音だけにして、わざと一度全部音を消していて。人間って、ずっと聴いてる音が突然消えると、その瞬間"ヒヤッ"として、集中しようと思うんですよね。あと、どこか、ヒヤヒヤとしたアブノーマルな世界を知りたいっていう感情になるというか」

それなー!!!私が「Black of night」を好きな理由のひとつがこのブレス音・水音・心音なので、まんまと狙い通りどツボにハマっている。人工的な打ち込みのサウンドにこういう生っぽいと言うか、生物とか自然の音が入るとすごく耳に引っかかって良い。
そして、「生々しさが関ジャニ∞らしさ」という言葉にも心底同意した。生歌・生演奏に拘る事、整ったキレイなものじゃなくて今ここで生きている人間らしさを見せる事。それが関ジャニ∞の良さで私がハマったところでもあるので、安田君がそう言ってくれたのがすごく嬉しかった。

ちなみに渋谷すばるは、「嵐に似合いそうな曲だ」と思ったそうだ。
 
「あぁ、僕もそう言いましたよ。プレゼンのとき、『嵐っぽい曲ありますけど、どう?』って。嵐は、光の部分も影の部分も振り幅がすごく広いし、そのすべてのダンス曲をやってきてるよね」

逆に『えっ、マジで!?』ってなったのがここ。私はこの曲を"嵐っぽい"とは全く思ってないのでびっくりした。
嵐に関してはパブリックイメージのすごく浅い知識しかないので、実際にもっと知っていくと違う一面があるのかもしれないけど、"嵐っぽい"とは思わない理由は

・音が生々しい
・メロディが複雑で違和感を狙っている
・歌詞に救いがない

この3点。

私が嵐にこの曲を提供するなら、心音やブレスは入れない。打ち込みでキッチリ作ってキレイにまとめる。歌番組やコンサートDVDで見ていても、嵐は総合エンターテイメントだなと感じる。歌や音楽だけに拘っているわけではなく、衣装・ダンス・表情・演出といった全てが整っている事で"嵐"を見せているという印象がある。だからこそ、嵐が歌うならそのヒリヒリした生々しさを必要としない。

安田君の曲の魅力のひとつは複雑で面白いメロディにある。「アイライロ」はその代表例だと思うが、耳コピで歌おうと思うとものすごく難しい。予想するところに次の音が来ない。1番と2番で微妙に違うメロになる。その違和感が引っかかりとなり"気になる曲"になれる。
嵐の曲は万人が予想する、気持ちのいいところに音が来るという安心感が多くの人に支持される事に繋がっていると思うので、そこも私の思う嵐とは違う。

そして最大の理由は、この曲が救いのないループ曲だというところ。

Black of night - 関ジャニ∞ - 歌詞 : 歌ネット

最後のフレーズが「いつからか元の世界見失った 僕たちは 永遠に出られない 暗闇のラビリンス」で、「NOROSHI」初回限定盤Bに収録されているMVでは、差し込む光に全員が顔を伏せたところで終わる。私はこの演出がものっっっっっすごく好きで、この闇を抱えたところが最高に関ジャニ∞だと思っている。(中二病
嵐なら暗闇のラビリンスを抜けた先に光があるし、「君を迷宮から連れ出す」のが嵐だと思うので、それも私が嵐っぽくはないと思う要因。

それぞれに違った良さがあるのでどちらが良いとか悪いとかではなく、私の思う"嵐っぽさ"と渋谷・安田の思う"嵐っぽさ"にはかなり違いがあるんだなと興味深かった。


Twitterの簡易投票でもずっと3:7くらいで推移していて、ファンもあまり嵐っぽいとは思っていないんじゃないかと。我々は関ジャニ∞の曲として完成したものしか聴いてないのでそう思うのかもしれない。プレゼンの段階ではどういう状態で、すばるくんは何を聴いてそう評したのかが気になる。

「僕ら関ジャニ∞がストリングスとピアノを使って表現するとしたら、確実に光ではなく、陰やと思ったんです。でもね、嵐っぽいって言っても、関ジャニ∞の曲になるから。関ジャニ∞の7人がやれば、どんな曲も関ジャニ∞になる。そこが僕らの自信ですから

そう!!「光ではなく陰」という自覚があるって事にものすごく興奮するし、私もどんな曲でも7人で歌えば関ジャニ∞になると思っているので、それを自信だと言い切ってくれたのは嬉しく頼もしかった。

「Sorry Sorry love」や「Masterpiece」でもそうだが、バリバリの打ち込みサウンドでも渋谷すばるが歌い出した瞬間ぐっと湿度が上がる。そこが関ジャニ∞らしさ・良さだと思っていて、特に1番のサビに入るところの「消えてしまう Black of night」は如実にそれが出ていて好きだ。多分この曲の全体的なイメージからすると感情を入れすぎているんじゃないかと思うけれど、そこが好き。


「Black of night」は楽曲もMVも本当にむちゃくちゃ格好良いので、是非とも御覧頂きたい。公式サイトでも視聴可能。

MOVIE|関ジャニ∞公式サイト / INFINITY RECORDS オフィシャル ウェブサイト

タイアップが多いのでなかなかそうもいかないけど、状況が許せばA面として打ち出しても良かったくらい良い出来…!
そして、こういう曲を歌える・踊れるグループは他にもあるかもしれないけど、これがメンバーから出てくるところが関ジャニ∞の強みだと思っている。


 

関ジャニ∞

「今、一番に考えてるのはね、『ファンの子が観たい関ジャニ∞を見せることが、僕らの仕事や』ってこと。でもね、この先、僕らのやることが、ファンの人たちが求めてないものである時期もきっとあると思うのね。そのときに感じられる関ジャニ∞があるとしたら、それが現時点の関ジャニ∞なんやけど、僕らは、その時点ではファンの皆さんに見えてない未来の関ジャニ∞も、現時点で作っていってるわけやから。だからね。今皆さんに見えている関ジャニ∞って、ほんまに"現時点での関ジャニ∞"なんやと思うねん。それ以上でもそれ以下でもないし、変わっていくと思うし」

ファンになってからの3年間のエイトの活動で、納得がいかないところも沢山あった。もう降りようかなと思った事もあった。(降り先が決まっているわけではないので、バンギャ的な"上がる"の方がニュアンスとしては正しいけど)
それでも、嫌いにはなれなかった。歌を聴いてしまうと、どうしたってエイトが好きだと思う自分がいた。

これまでの不満が払拭されたわけではない。何でも全肯定するタイプではないから、これからも『私は好きじゃない』って思うものがきっとあると思う。私が見ているのは今のエイトだけど、数年後のために我慢しなきゃいけない今って何?と思わなくはない。数年後のエイトを見てるなら、1人欠けてるDVD(限定生産)を「今までで一番」とか言うなよー!とも思ってる。←根に持ってる


それでも、エイトが数年後の関ジャニ∞を作っていると言うのなら、それを信じたい。




NOROSHI(初回限定盤B)(DVD付)

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