『記憶/ココロオドレバ』感想
- アーティスト: 渋谷すばる
- 出版社/メーカー: INFINITY RECORDS
- 発売日: 2015/02/11
- メディア: CD
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1. 記憶
作詞・作曲:マシコタツロウ
部屋真っ暗にして、コンポ爆音で聴いた最初の印象が『何か声近っ!』でした。
物理的に近いって事はないんだろうけど、すごく近くで歌ってるように聴こえる。
エイトの他のCDと比べて、特にヴォーカルを押し出してるからかもしれない。
音が生々しい所為もあると思う。オケ聴きながらスタジオで録ってますーっていう感じがあまりしなくて、ライブ音源みたい。
改めて歌詞を見ながら聴くと、「この世界を壊しても」というフレーズの吸引力に気付く。
この曲は絶対に映画を観る前と観た後で気持ちが変わると思うので、『観る前』として聴くのは明日が最後かと思うと感慨が。
2. ココロオドレバ
作詞:井上和樹・クスミヒデオ・Peach/作曲:井上和樹
イントロから、無条件にハッピーな気持ちに。
ライブの1曲目には本当最適でした。
「記憶」「乗っかりトレイン」「護り歌」のギターが大西省吾さんという事は*1
こっちのギターはPeachさんなのかな。
ギターのフレーズまで聴き込めなかったから、これ本当CD聴いてからライブ行きたかった…!
Aメロのギターちゃんと聴きたかった。
歌詞にことわざのアレンジ散りばめてあるのが地味に好きです。
バラードで感動させるよりアップテンポな曲で心鷲掴む方がきっとずっと難しくて、それができるから私は渋谷すばるの歌に惹かれたんだと思う。
3. 乗っかりトレイン
作詞・作曲:渋谷すばる
もう本当ね、好き!!!!!
イントロのブルースハープから電車ごっこから歌詞から、全部ツボ!
今回収録の4曲の中でも断トツに好きで、これの作詞作曲が渋谷さん本人っていうのが本当幸せだなと思います。だから好きなのかもしれないけど。
「何も考えたくない 誰とも話したくない」時にやりたいと思って貰えるって、いいなあ。こんなかわいいこと言われたら、何でもしてあげたくなってしまう。
そういう落ちてる時って人間誰にでもあると思うんですが、私は本当に誰にも会わずに1人で消化するタイプなので余計にそう思うのかもしれません。
あと、すばさんが歌うっていうのがもう、ね。ずるいよね。
すっごく憧れる恋愛のカタチであると同時に、すばるくんにとっての『音楽』『ライブ』もそうであったらいいなと、ライブでのパフォーマンスを見て思いました。
「雨上がりの夜空に」をはじめ女の子を車やバイクの愛車に譬えた例は数あれど、公共交通機関ってどうよ?(笑)
4. 護り歌
「独りじゃない」は最近の渋谷さんの中でのキーワードなのかな。「道」でも使ってるし。
歌の後ブルースハープで同じメロディが繰り返されるのが、すばるくんにとってブルースハープは歌と同位の表現になってきているんだなと。歌うように吹く。
微妙に上がりきれてなかったりするところがまた生っぽくて、逆に緊張感がある。CDなのに。
総括
映画の世界観もあってものすごく力のある2曲に、遊びとしっとりが入って色んな歌声を味わえる1枚になっているんじゃないかと。
エイターが知ってるすばさんの凄さも出てるし、何も知らない人が聴いても引き込まれるものがあると思う。
でも、これだけじゃないので!
もっとゴリゴリのロックも歌ってほしいし、重たい女の歌も好きだし、実はすごくかわいくも歌えるんだよ!とも思うし。
もっともっと、色んな『渋谷すばる』が見たい。聴きたい。
そして、『ジャニーズってこういう歌も歌える奴いるんだ?』と思った方には是非!関ジャニ∞を聴いて頂きたい!めっちゃ良いから!!損はさせないからー!!(初めてなら、個人的オススメは「FIGHT」です)
*1:大西さんブログ http://shogolog.jugem.jp/?eid=1326