オクト。

新規による関ジャニ∞備忘録。 良い事もそうでない事も。

じゃあどうすればよかったのか本気出して考えてみた。

前回の記事に御反応頂き、ありがとうございました。普段も勿論嬉しいんですが、否定的な記事でスターを頂くととても安心するという事を知りました。私ももっと積極的につけていこう。*1


文句だけというのも何なので、じゃあどうだったらよかったのかを真剣に考えてみた。

まず、そもそも今回のアリーナイベントツアーに不満がある場合の論点が

1. キャパが狭すぎる
2. 5大ドーム県以外しかない

のどちらにあるのかということ。

私が嫌なのは、この二択で言うと1です。遠征は全然苦じゃない。実際行ってるし。
厳密には『1と2をファンのためだと言うところ』が一番嫌なんですけど、それはまたちょっと複雑になってくるので前記事を御参照ください。
http://say8888888.hatenablog.com/entry/2015/04/19/144928


なので、解決策は明快です。


5大ドーム県以外のスタジアムツアー』


地方のでっかい会場で、コンサートできるとこないの!?と思って検索したら引っかかってきたのが、今年のMr.Childrenのツアー。

http://tour.mrchildren.jp/stadium/

スタジアムっていっぱいあるじゃないかー!

5大ドーム県を除いても、広島・新潟・神奈川・宮城があります。収容人数は大体5万人ほどで、この4箇所で2公演ずつやっても42万人以上動員できます。関ジャニズムツアーの動員が約58万5000人なので、それほど非現実的な数字ではないと思います。(ちなみに首都圏なのと、ジャニーズは日産スタジアム使わないのを考慮してそれ以外の3箇所×2公演で計算すると28万2000人)

どうしてももっと細やかに各県を回りたいと言うのなら、これにアリーナをプラスすればいい。8ESTみたいに。それならまあ、1公演もチケットが取れないという事はないだろう。そりゃあ近いしセトリも演出も違うアリーナクラスの会場で見たいのは見たいけど、そこまでの我儘は言いません。

もしかしたら、エイトがこの4箇所でやっても満員にはならないかもしれない。でも、それでいいじゃないですか。って言うか、それくらいの方が新規増えるじゃないですか。今やるべきはFC会員すら倍率に恐怖して名義を増やすツアーではなく、『誰でもいいから非エイター1人連れて来てくれツアー』なんじゃないのか!


ドーム公演でもFC会員すらチケットが取れないという現状が、"ジャニーズのコンサート"へのハードルを上げている一因でもあると思います。テレビやCDで興味を持った人が「チケット買えるなら行こうかな?」って来られるような、学校や職場でちょっと興味ありそうな人を「チケットあるから行ってみない?」って誘えるような、そういうジャニコンがあってもええじゃないか。高倍率・即完売・プレミア超高値じゃなきゃ人気ないみたいな価値観どうなのよ。

『もっと広い地域・幅広い世代で、沢山の人に関ジャニ∞を知って貰いたい』という意志と、『FC会員ですら10%くらいしかチケット取れなさそうなキャパでコンサートをすること』は、矛盾しているんじゃないだろうか。


エイトのライブは楽しい。DVDで観ても楽しいし、生で観たらもっと楽しかった。あの空間に行ったら、初めての人でもきっとエイトを好きになると思う。多分。8割くらいは。そういう人が、楽しかったー!って過去作買ったり、新作買ったり、次も行きたいからってFC入ったり、そうやってファンって増えていくもんじゃないですか。

そして、そう思わせるライブをエイトはしてるじゃないですか。いいものやってるって自信持ってステージ立ってるなら、『連れて来られた人も帰るまでにはエイターにしてやるぜ』くらいの心意気でやったらええやん!

新規を獲得しようとすることは、古参を疎かにすることとイコールではない筈。確かに物理的な距離は遠くなったかもしれないけど、「上も端も、見えにくいのにありがとう」「会場は大きくなったけど、ファンに対する気持ちは松竹座の頃と変わってないよ」って言ってくれるだけで、十分伝わるんじゃないのかな。渋谷さんの言うように。エイトが本当にファンを大事に愛してくれていることは、私も疑ってないので。


『近くに来るなら見たいっていう軽い気持ちで行きたいとか言わないで!』とか、『それが嫌ならエイターやめろ』みたいなのって、結局エイトにとっては何の利益もないわけで。気持ちはわからないでもないけど。

自分の住んでる所に、エイトやエイターが来てくれる。『じゃあついでにあそこ行ってみて!』『これ美味しいよ!』『お土産はこれがおすすめ!』って盛り上がれた方がハッピーじゃないですか。キャパが狭すぎて自分が行けないかもしれないってなったら、そりゃ外からもウェルカム!とはならないですよ。

人が動くという事は交通や宿泊・観光等の経済も動く。できればGLAYの宮城みたいに、地元の方に「関ジャニのファンはマナーがよかった。また来てほしい」って言って頂けるのが理想。そういうところから、『じゃあ番組見てみようかな』とか親しみを持って貰えることにも繋がると思うし。


メンバーが『何でも受け入れてくれる人だけ好きでいてくれればいい』と思ってるなら、私も別に無理にファンを増やせとは言いません。でも、そうじゃないから。

それを強く実感したコメントが2つあります。
1つは、トーキョーライブ24時の安田回。2014年4月4日。

ナナナ「関ジャニとしてね、上京したての頃、やっぱり苦労は…されましたよね?」
 安田「そうですねー」
ナナナ「何が大変でした?」
 安田「鳴かず飛ばずが長すぎましたねー」
ナナナ「ちなみにどのくらい…鳴かず飛ばずだったんですか?」
 安田「いや、言うても今でもまだまだですからねぇ」
ナナナ「いえいえいえ、今はねぇもう、飛ぶ鳥を落とす勢いの…」
 安田「飛ぶ鳥なんか全然落ちてきませんよー?
ナナナ「ちょっとねあの、飛ぶ鳥が強すぎる問題がね、お笑い界にもあるんですけども(笑)」

ああ、この子ら飛ぶ鳥落とす気あるんや…!と、結構な衝撃を受けました。

そしてもう1つ、「日経エンタテインメント!」2014年11月号の渋谷さんの発言。

去年も一昨年も「ミリオン出せたら…」と言うてたんですけど、それって数字にこだわってたわけでなく、「俺らだ、っていう何かがあれば」という意味です。名刺みたいな何かが欲しいというか。

ミリオン!!??この御時世でミリオン狙ってたのかこの人…!ってびっくりしました。
その前の全員インタビューでも

安田「毎年言ってますけど(笑)、やっぱりミリオンヒットが欲しいですね」
横山「いや~そら欲しいやろ…!」

って会話があるんですよね。
これを読んで改めて、関ジャニ∞はもっと上を目指しているんだなと実感しました。*2


エイトは確かに今、FC会員数と売上を考えると嵐の次くらいにはいるのかなとは思います。でも視聴率は取れてないし、個人の知名度も低いと言わざるをえません。って事は、まだまだ伸びしろがあるはず。

エイトが売れたいと望むなら、もっと売れてほしい。楽しいこと一緒にやって、楽しいエイターライフを送りたい。自分が近くで見るだけじゃなくて、できるだけ落選なく沢山の人が、「楽しかったねー!」って笑って帰れるライブをやってほしい。

それが、私の幸せです。

*1:過激派に怒られるかなとか、ちょっとはびくびくしていた。私も勿論エイトが好きなので、別に貶したいわけではないし

*2:ちなみにこの日経エンタの記事はすごく良い内容で大好きなんですけど、今読み返すと不安にしかならないwそうやって自信持って打ち出してきたアルバムがあれなんか…っていう