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オクト。

新規による関ジャニ∞備忘録。 良い事もそうでない事も。

公演前の懸念、公演後の感想。

発表時からリサイタルについての意見をいくつか書いてきたので、実際に公演に入ってみて思った事をまとめておく。
これまでの経緯はカテゴリーの「リサイタル2015」からどうぞ。
リサイタル2015 カテゴリーの記事一覧 - オクト。

 

地方局とのコラボ

コラボ自体には賛成。これは変わらず。

チラ見した限りではメンバーも各地に足を運んだり、その様子が放送されたりしてファン以外にも良いアピールになったのでは。
各地方番組のスタジオが「あの関ジャニと!」的にテンション高く伝えてくれているのは、何だか嬉しかった。

車移動の村上さんと、隣にちょこんと並ぶウルフィぬいぐるみの組み合わせがかわいすぎた。(ウルフィ推し)

視聴者参加企画

「そこまで嫌でもないけど別に楽しくもない」が正直な感想。もっと上手いやり方があったと思う。

私がファンとしてちょっと嫌だなと思うのは以下の2点。

1. メンバーが他のファンと絡むのを、好んで見たいわけではない

そこまで過激派ではないので、同じ画面にいるだけで嫉妬に狂うとかではないが、メンバーが他のファンと何かをしているのを見るのはあまりいい気持ちはしない。*1

ファンじゃなければまだいいけど、神ジャニの中には練習にエイトのツアーTで『どう見てもエイターやないか!』っていう子もいた。まるちゃんの事だから、放送されてない部分でも構い倒したんだろうなと思うと羨ましいし、ちょっと寂しい。

応募した人には何の罪もない。ファンをそういう気持ちにさせる企画自体に、疑問を感じている。

2. 関ジャニ∞を見に来ているので、それ以外の要素は求めてない

じゃあ素人じゃなくて、番組に出ているアナウンサーや地方タレントや芸人だったらどうだったか。ファンよりはいいけど、それも別に求めてはない。トークでしゃしゃってきたり、何曲もやったり、それがすごく好きな曲だったりしたらイラッとすると思う。

1公演の限られた貴重な時間を、エイト以外の要素に使いたくない。


以上をふまえた上で私が一番どうかと思ったのは、客席のファンから歓迎されていない企画だとわかっていながら、何の対策もしなかった事。

私が行った回(7/19昼)は錦戸君が酒井藍ちゃんに大盛り上がりだったのでわりとやわらかい空気だったが、初日のレポを読む限りではなかなかに辛そうだった。そらそうだ。

客席で見ているのは『一緒に踊りたかったけど踊れなかった人』か『別に一緒に踊りたくはない人』のどちらかなので、そういう人も楽しめる企画にするためには相当な努力・工夫が必要。
 
「新規獲得」と「地方ファン感謝」 - オクト。

特に何の工夫もなかったので盛り上がらなかった。当たり前の結果だ。VTR流して素人呼び込んで、ワーキャー言ってくれると思ってたなら甘すぎる。それは会場のファンでもメンバーでもなく、企画した人の責任。(企画したのはメンバーかもしれないけど)


どうしてもこの形式でやるなら、私が思いつく対策は2つ。

1. 参加者にファンっぽさを出させない

ボーダーラインは人によるだろうが、私はファン(自分と同じような境遇の人)だったらちょっと嫌だ。エイトをよく知らない一般人の方がいい。そういう意味では、鹿児島(男子のみ)と長野(御長寿社交ダンス)は正解。

2. 振りを覚えて来るよう事前に告知し、客席にも踊らせる

私の見た感じでは、踊れている人は予想以上に少なかった。よく考えたら発売前だし、唯一テレビ披露したMUSIC DAYは演出がアレだしで、映像を何度も見返した人は少なかったのかもしれない。

私自身はわりと振りをやったりするのが好きな方なので覚えていたのと、『リサイタルという貴重な空間に来るような濃いファンは当然覚えて来るだろう』みたいな思い込みもあったので、あまり踊っていない事に少しびっくりした。(メンバーも、この思い込みはあったかもしれない)

ラッキィさんの振り付けVTRを公式で配信するとか、メンバーから「覚えて来て」と呼びかけるとか。「舞台上も客席も関係なく、一緒に踊ろう!」という雰囲気を作れたらもう少し違った空気にできたと思う。

これはまた少し違う話になるが、「盛り上がって!」「拍手を!」って煽るのも何だかなあ。客席にいるのは、エキストラでもボランティアでもない。良いものを見れば盛り上がるし、そうでなければテンションは落ちる。当たり前の事。

 

DVD化

公演の大半を占めるシングルメドレー=ファンサ部分は、映像化したとしても、行けなかった人が楽しめるものになるとは思えない。

ジャニーズメドレーと日替わり対決コーナーだけをまとめる事を推奨する。

 

倍率が高すぎる

何人(何枚分)の申し込みがあって、そのうち何%が当選したのか。それは十祭やニズムとどれくらい違うのか。という点は、メンバーもきちんと把握しておくべきだと思う。

エイトが与えられたハコの中でやるだけのお人形アイドルなら、私もこんな事は言わない。例えばテレビ番組に関しては、エイトの意見だけでどうなるものでもないから責任は制作側にある。良いところも不満も、番組やテレビ局に伝える。

しかし、今回のアリーナツアーに関してはそうではない。

インレコ立ち上げの時に、「自分たちの責任と努力で関ジャニ∞らしさを追求する」「リスクは引き受ける」と宣言した。
関ジャニ∞ 新天地で自主レーベル(2)/芸能/デイリースポーツ online

リサイタル発表の時も、「ずっと(ファンに)“来てもらってた感”がある。再スタートの年にこっちからお邪魔させてもらうことができれば」と言っていた。
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20150418-OHT1T50291.html

それが本当かどうかなんてこちらには知る由もないけれど、メンバーの発言としてリリースされた以上、それを信じるしかない。
自分達で決めたなら、その結果どうなったかも、賛同も批判も、自分達で受け止めなくてはいけない。

 

距離の近さ

確かに距離は近かった。だけどそれは私がトロッコ通路に近かったからで、アリーナど真ん中やスタンドは、遠く感じた人もいたのでは。それでもドームよりは近いかもしれないけど、自分よりずっと近くで見て、触ってる人がいたらやっぱり『遠いな』って感じると思う。距離は絶対評価ではない。相対評価だ。

会場に入れるか、入れないか。
トロッコに近いか、近くないか。
ファンサを貰えるか、貰えないか。

そうやってふるいにかけられたごくごく一部のファンだけが幸せを得られるのが、"距離の近い公演"なんだなと思った。

そして、欲望は加速する。渋谷すばるの言う通り、ファンとは欲の塊だから。

落選したら、次は絶対当選して会場に入りたい。
トロッコから遠い席だったら、次は近い席で入りたい。
ファンサを貰えなかったら、次は欲しい。
ファンサを貰ったら、次も良席で回数増やしたい。

どんどん欲望を募らせた結果どうなるか。名義を増やすか、金を積む。今のところチケット入手の確率を上げる方法は、どちらかしかない。今のままの人気をキープして来年同じ事をした場合、確実にエスカレートする。

『別にファンサが欲しくて行ってるわけじゃない』というファンも多いとは思うが、今回はファンサコンだったので評価基準がそこしかない。

じゃあファンサをしまくってたかって言うと、実はそうでもない。ただ"近い"だけだった。まるちゃんは安定のファンサマシーンだったし、村上君も「断る」という形でファンとやり取りをしていたけれど、全体としてはドームのフロートとそれほど違いは感じなかった。本当にただ"近い"だけ。それを考えると、この公演に心底満足している人って一体どういう人なんだろうと思い始めてしまう。

 

気軽さ

パンフレットの「ライブツアーとリサイタルのコンセプトの違い」という項目。
安田:LIVEよりファンの皆様が参加しやすい内容
村上:LIVEツアーよりも気楽に観て貰える所

どのあたりに参加すればよかったのか、終わった今でもわからない。

ものすごい倍率で行われるアリーナ公演の、何をもって"気楽に"観ればいいのかもわからない。

そもそも、気楽に会場には入れない。そんなキャパではない。例えば嵐が日産10daysとかやって、チケ余ってるから行かない?って言われたら「行ってみたい!」って気楽に行くと思う。しかし今アリーナツアーやって、行かない?って誘われたとしても「いやいやいやいやそんなん無理無理!もっと濃いヲタの人連れてってあげて!」って断る。FCでも全滅続出の時点で、全然気楽ではない。

内容も、全然気楽ではなかった。近すぎてみんな必死。ドームのフロートなら自分の前を通ってる時以外はわりと気楽に眺めていられるけど、今回は近すぎる上に次から次へとメンバーが来るので全然そんな余裕はなかった。名前を呼んだり団扇をアピールする客席は、いつものドームよりもギラギラしていたと思う。それは別に悪い事ではないけれど、決して"気楽"ではなかった。

メンバーが思い描いているものとファンが思い描いているもの、その実態が、かけ離れているのを感じた。



メンバーがやりたかった事はわかった。しかし何故それをやりたいと思ったのか、メリット・デメリットは考慮したのか、そこに葛藤はあったのか。今の時点では私には全くわからない。

エイトはファンのためにと色々考えてくれたんだろうと思うし、エイターを愛してくれている事は疑っていない。ファンもエイトが大好きだ。それなのに、こんなにも噛み合わない事が悲しい。もっと何か別のやり方があったんじゃないかと、思わずにはいられない。

*1:ラッキーガール的演出も好きじゃない。これをエイトがやり始めたら2回以上は行かないと思う