オクト。

新規による関ジャニ∞備忘録。 良い事もそうでない事も。

関ジャニ∞の元気が出るLIVE!!@札幌 - 感想

初日、札幌ドーム公演行って来ました。楽しかった!

去年の関ジャニズムの初日が私としては全然手応えがなく、ツアーが進むにつれて楽しみ方を見つけていった感じだったけど、今回は公演最中からずっと楽しかった。

キング オブ 男!
へそ曲がり
がむしゃら行進曲
前向きスクリーム!
モンじゃい・ビート
ふりむくわけにはいかないぜ
宇宙にいったライオン
言ったじゃないか
Heavenly Psycho
ズッコケ男道
CANDY MY LOVE
バリンタン
夏の恋人
~MC~
渇いた花
バナナジュース
my store~可能性を秘めた男たち~
LOVE&KING
WASABI
韻踏ィ二ティ
ナントカナルサ
侍唄
High Spirits
勝手に仕上がれ
LIFE~目の前の向こうへ~
オモイダマ
 
CloveR~急上昇~T.W.L~無責任ヒーロー~あおっぱな
元気が出るSONG


 

好きだったところ

・グッズ
KINGがあって村上君の団扇がないのは本当にどうかと思った。それ以外のデザインはお気に入り。いずれ別エントリでまとめたい。

・映像
パンフにも載っていた、メンバーがドームに向かう映像。最高。これが有名観光地なら行った事のある人・ない人がいたかもしれないが、札幌ドームに来ているお客さんは必ずどこかしらを通って来ている筈で、地元民もそれ以外も『ここ、私も通った道!』と思える箇所があったのでは。そこからの舞台裏円陣中継はものすごくテンションが上がった。

キャンジャニへの流れを作る楽屋風映像も(お腹に『ファン命』って書いてるまるちゃんがかわいすぎたのと、横山村上のあやとりが気になって気になって…)WASABIに向かうロシアンルーレットも必然性があって良かった。

・へそ曲がり
へそ曲がり好きなんすよ…!メドレーじゃなく、1曲として聴けるとは思わなかったので嬉しかった。

・キャンジャニ
キャンジャニちゃんを女装コントではなく、きっちり女子アイドルとして仕上げてきたところが推せる。CANDY MY LOVEもバリンタンもめっちゃ可愛い。CANDY~の振りとか本当乃木坂かってくらいアイドル。演出も水を使ってて、何なら関ジャニ兄さんより豪華w

安子のバリンタン可愛すぎて。横1列でフリーな動きになってからも1人だけずっとちゃんと振りやってるのが本当可愛かった。腰でタンバリンを叩く動きが可愛くてたまらない。天使…!

「心配してください。履いてませんよ」なすば子(スカート丈が他の子の1/3くらいしかない)も心配してくれる村子も、倉子丸子のケンカネタも仲裁する横子様も、赤バンダナでにこにこしてる錦子もみんな可愛いのでマジで天使しかいない。おっさん女子ドル最強に可愛い。

私は丸子を本当に真剣に『かわいい。女の子らしい。付き合いたい。彼氏のすばるくんになりたい』と思って見ているので、バリバリバリ~ン!で変顔されるのだけは辛かった…!まるちゃんなら全然いいんだけど丸子でやらないでくれー!(でもまるちゃん的にも見せ場だよねー!)

・渇いた花
生で見ちゃったら、新曲が良かったなって思いは過ぎらなかった。すごく、良い空気感だった。そんな近くで向き合ってやんの!?っていう驚きもありつつ。
心配していた村上君のピアノとお歌も何の問題もなく曲に溶け込んでいて、とても楽しめた。本番に強い村上信五…。
途中のクラップのとこは煽られて手拍子するんだけど、その後テンポが上がっても同じリズムで叩き続けてる客席がめっちゃジャニヲタだなと思った(笑)何でだ。違和感ないのか。逆に難しくないか。

・バナナジュース
何もかもが最高。横山くんのトランペットには期待していたが、錦戸君はサックスができるという事を何故かコロッと忘れていたためモニターに2人が映った瞬間とんでもないテンションになっていた。トランペット×サックス、スーツ×サングラス、格好良すぎる…!今までに私が見た錦戸亮の中で一番イケメンだった。

・LOVE&KING
諸々含めて、KINGどうなの…KANJANI KINGて何だよ…と思ってたのに、予想以上に楽しんでしまった自分がいたw
村上君ってラップ上手いな。上手いよね…?(ラップの良し悪しがよくわからない)
終盤ギリギリまでほぼKINGしかモニターで抜いて貰えなくて、他のメンバーの動向が全くわからなかったのも含めて楽しかった。

・気球
わー!EIGHT×EIGHTERのDVDで見たやつー!(新規嬉しい)
スタンド席に配慮してくれた事も嬉しかったし、DVDだとよくわからなかった装置の仕組みが生で見られたのがテンション上がった。下側に紐がついてて、人が徒歩で動いて移動させていたのか。ジャニーズの演出は想像以上に人力で面白い。

ファンサ職人まるちゃんが、必ずどちらかの手でがっつり柵を握ってたのがかわいかった。エイトが今までに気球1回しかなかったりあんまり空間を使う演出をしてきていないのは、まるちゃんが高所恐怖症だからなのでは。本当に怖いんだったら無理させてごめんな…。今までのDVD見ても高いの苦手そうだけど、それがどの程度なのかはこっちにはわからないからなー。

・MC
ファンサとか団扇にMCで言及してくれたのは、色んな意味で良かった。「今日まだポリネシアン団扇見てない」って言ったまるちゃんに『よかったねええええ(つд`)』と涙。(ここにいますアピしてた人いたけどな。ハート強すぎる)

多分安田担は他担から「やすくんファンサいい」って言われると『基本個人レスはないよ空気だよ…?』ってなると思うんだけど、村上君もやすはレス返してると思ってるんだなー。まあ他のメンバーのファンサ事情とか普通知らんわな。(と言うかエイトで団扇にがっつり返してるのまるちゃんだけでは…)
安田君は近くに来た時に私が見てた範囲では花道でも気球でもにこにこお手振りで、個別レスっぽいのは見かけなかったのでマジでリサイタルは何が起きてたんだろうなっていう。

誕生日に関しては「信ちゃん『今日誕生日』とか嫌いやろ?」「嫌いや!」「こんなアイドルもいるって事で(笑)」ってとこに落ち着いていたので多少溜飲を下げた。別に村上君に無理な要求してるわけじゃないんだから、他担が持つのは自由!村上君が嫌がるのも自由!

亮ちゃんと錦戸担の「要望とかが多いですね。『前髪上げないで!』とか『サムライせんせいお疲れ様』とか。お手紙です」っていうのも微笑ましくて良し。みんなわりと自分に向けられる団扇の内容を把握しているという事がわかって楽しかった。

・セットリスト
ハイスピ~仕上がれ始まりを予想・希望している方が多かったが、私はそうではなかったので終盤にしてくれたのは良かった。
私は今回のアルバムをがっつりバンドと言うかロックだとは思っていないし、ツアーもがっつりバンドにはしてほしくなかった。*1 『アイドルだからこそできる、関ジャニ∞のドーム公演』をやってほしかった。アッパーなオープニング→カッコつける→熱くバンド。という流れはそこに合致していた。

思い返してみるとちょこちょこ改善してほしいところも出てくるけど、終わった時の印象が『ずっと楽しかったー!!』だったのはエイト(渋谷さん)と自分の向いてる方向が同じだと感じたからなのかなと思う。


残念だったところ


・カメラワーク
カット割がまだ定まっていないのか、『何故ここでこの子を抜かない!!』という場面が度々あるのが気になった。LIFEのギターソロで安田君をなかなか抜いて貰えなかった悲しみ…。初日はいつもこうなのか。(去年あまりモニターを見てないので記憶がない)
モニターで誰を抜くかは演出のひとつだと思うので何とかしてほしい。酷すぎた。あれはプロの仕事ではない。

・衣装
衣装に関しては好みの問題ではあるが、相変わらずエイトの衣装班とは全く趣味が合わない。この衣装が良かった!と思えるものが思い出せない。WASABIの前振りの、8UPPERSみたいな黒スーツくらいしか…。(本編ですらない)
WASABI衣装はシルエット格好良いと思ったら柄が凄かった。夏の恋人の白いアイドル衣装は曲に合っていて好き。

・キング オブ 男!
やるならバンドでやってほしかった…!1曲目にした意義もよくわからない。(曲としては大好きなので生き残りは嬉しいけど)

・LIFE~目の前の向こうへ~
嫌いじゃないんだけど、ちょっとやりすぎ感が…。

・セットリスト
ちょこちょこ惜しいところが。ベースはそのままに組み直すとして、私ならこうする。

へそ曲がり
がむしゃら行進曲
前向きスクリーム!
モンじゃい・ビート
 
キング オブ 男!(バンド)
宇宙にいったライオン
侍唄
Heavenly Psycho
 
CANDY MY LOVE
バリンタン
夏の恋人
 
渇いた花
バナナジュース
my store
LOVE&KING
 
WASABI
韻踏ィ二ティ
ナントカナルサ
 
High Spirits
勝手に仕上がれ
ズッコケ男道(バンド)
ふりむくわけにはいかないぜ
オモイダマ
 
CloveR~急上昇~T.W.L~無責任ヒーロー~あおっぱな
元気が出るSONG

ハイスピ~仕上がれはドリフェスのが俄然良かったから、ここをもうちょっと何とかしてほしい。侍唄からのハイスピはちょっと違うよね…?ふりむくわけにはいかないぜも後半がいい。

スペアキー」と「ナイナイアイラブユー」は残念ではあるけど、元々アルバムの時点でピンときていなかったため個人的には然程ダメージはない。楽しみにしていた方もいる事を考えると、アルバムは全曲入れた方がいいとは思う。

終盤『あれ、もしかして本当に無責任やらないんじゃ…?』ってちょっと期待してしまった。そんな筈はなかった。

・気球を降りる
・フロートなし

だから何で降りるんだよ!!
導線の都合上仕方ないのかもしれないが、何故途中で降りてアリーナを通って帰るのか。意味がわからない。何のための気球なのか。
フロートじゃなくトロッコで外周を回られても、高さがないのでスタンドからは見えない。結果、オイシいのはアリーナだけだ。
スタンドのファンに配慮しようという気持ちは感じられたし、アリーナもできるだけ満遍なく回ろうという工夫は見えたものの、結果的にアリーナに近さの恩恵が集中しているのは否めない。
もう一度に全ての席を相手にしようとするのは諦めて、気球はスタンド後方のため、フロートはスタンド前方のため、トロッコ&徒歩はアリーナのため。と割り切ってみてはどうだろう。

(私が思う『どの席でも楽しめるライブにしてほしい』というのは音楽やパフォーマンスという意味であって、必ずしも物理的な距離を縮めてほしいわけではないが、配慮は嬉しい)


総括

PUZZLE〜JBは私の中では"ライブ"で、関ジャニズムは"コンサート"だった。今回も"コンサート"だったけど、それが嫌ではなかった。

もっとバンドバンドになるんじゃないかと思ったけど全然そんな事はなくて、ちゃんとアイドルで最高にバンドで、ジャニーズのバンドだからこそできる事が沢山詰まっていた。私が見たいのはこれだったんだよー!

気になるところが多少あっても『こうした方が好きだな』であって『絶対こうした方がいいのに!』ではないので、全体の満足度は高い。流れはむちゃくちゃだけど、そもそものコンセプトが"元気が出る"でCDもてんこ盛りなのであまり気にならない。ちゃんと元気が出た。

スタンドで特に良席というわけではなかったが、終わった時に『やっぱライブって、ファンサがどうとかじゃないよね…』と思えたのが良かった。昨年はアリーナで首を傾げていたので、やはり座席だけではないなと。


関ジャニズムは『渋谷さんが楽しそうだから…まあいいか…』と無理矢理自分を納得させるところもあった。今回はすごく楽しめた。メンバーもみんな本当に楽しそうだった。自分達も楽しみつつ、自信を持って『これが関ジャニ∞です!!』ってやれているような印象を受けた。自信と誇りを持って仕事をしている人はカッコイイ。
オモイダマの後で1列に並んだ時に村上君が「初日に申し訳ないんですが…」って言い出した時は何かの重大発表かと思ってめっちゃ身構えてしまったけど(トラウマ)「みなさんより僕達の方が楽しかったかもしれません!」って言っていて沸いた。いやいや私達の方が楽しかったけどね!(笑)

エイターは本当に、すばるくんに愛されているなあ。とも感じた。

オモイダマの途中、「いつまでも一緒にいてください!」と叫んでいた。あれだけ重い怖いと笑っていた「ずっと一緒」だけど、私達ファンにも向けてくれるんだと思うとぐっときた。
11/24から色んな事を考えて『もし万が一この先誰か抜けるような事態が起きたら、それが誰であっても私はエイトからもジャニーズからも降りる』と決めたからこそ、この言葉が響いた。それくらいの覚悟で7人を追いかけるから、絶対そんな事にならないでくれっていう祈りのような願望でもある。私にとって箱推しとはそういう事だ。


エイターになって良かった。今ここにいられて良かった。これからもエイトと一緒にいたい。そう思える、ライブだった。そういう気持ちで終われた事が幸せ。

とは言えまだまだ改善の余地はあると思うので、ここから更に良いものになる事を願っている。
最終日の大阪まで、メンバー・スタッフ含め無事に走り抜けられますように。

*1:バンドという意味ではJUKE BOXを超えるのは難しい