オクト。

新規による関ジャニ∞備忘録。 良い事もそうでない事も。

関ジャニ'sエイターテインメント - 総括

2016~2017年ドームツアー「関ジャニ'sエイターテインメント」初日札幌からオーラス大阪までの総括的感想。

 

セットリスト

NOROSHI
ブリュレ
RAGE
浮世踊リビト
*挨拶
パノラマ
T.W.L
*エイトレンジャー
王様クリニック
The Light
罪と夏
がむしゃら行進曲
イッツマイソウル
なぐりガキBEAT
*MC
Baby Baby/ツブサニコイ/CANDY MY LOVE/I to U/ローリング・コースター
言ったじゃないスカ
*告知
ハダカ
Steal your love
Black of night
キング オブ 男!
前向きスクリーム!
*セッション映像
Tokyoholic

NOROSHI
 
ズッコケ男道
急☆上☆SHOW
無責任ヒーロー
オモイダマ


 

好きだったところ

 
・オープニングムービー

何も言われずとも『中村監督…!』とわかる、鉄板の映像。めっちゃくちゃ格好良かった。これが私の好きになった関ジャニ∞!!(「8UPPERS」も「FIGHT」も大好き)
錦戸×煙草、渋谷×二丁拳銃等、わかる人にはわかる「8UPPERS」とのシンクロが良い。まるちゃんもエイトレンジャーではお面パフォーマンスだったし。私は「8UPPERS」に満足しすぎるあまりあれで世界が完結しているので続編はそんなに望んでいないものの、ああいうコンセプトがしっかりしたものが好みなので別世界としてまた中村監督と何かやってほしい。その願いがちょっと叶ったのと、MVは「キング オブ 男!」引き継いでくれないのかよおおおおおってなってた不満が少し解消された。

雀荘で喧嘩してるのにちゃんとメンバーカラーのシャツ着てる丸山大倉かわいい。
それぞれキャラが立ってて良かったけど、組長目線で映像が進む中での『おっさんから見た村上信五可愛すぎ問題』が私の中でアツかった。上目遣いでお目目くりっくり!トイプーの次に可愛いやつ!

・「NOROSHI」ねり歩き

映像からの登場ドーン!!が「47」を髣髴とさせるところがあって、ミニバイ乗り回してたヤンキーが立派な極道になったんだったら感慨深い。

イントロで1人ずつアップにされるところの安田君の、ちょっと上からの余裕の笑みがあまりに格好良くて毎回吐くかと。キャー!ではなく、ウッ…てくるタイプのダメージ。あの顔本当好き。オーラスのはなんかちょっと違ったので別日のください。

渋谷&錦戸が村上&大倉引き連れて歩くのも、横山さんがお気に入り丸山&安田侍らせて歩くのも、とっても良かった!!コートの色が違うのもまた。横山さんにやけすぎかわいい。大倉のグラサン&ピアスも最高にチャラくて良かった。仕事してた。

映像の世界観を引き継いで登場したのも良かったし、『って事はラストはバンドで「NOROSHI」やって締めだな』と意図がわかりやすいのも私は好き。

・「ブリュレ」の高速回転

2サビでメンバーがステージの端に散って、盆が回り始めた瞬間『ヤバいめっちゃ格好良い!ジャニーズ…!』と興奮。私はどうもこの高速移動が性癖のようで、「torn」の高速トロッコとか「ビースト!!」のふんどし翻して進むのとかすごい好きなのでこれもツボだった。まるちゃん妹の『初めて兄をカッコイイと思った』エピすごいわかる。札幌より他地域の方がスピードが落ちてた気がするけど、見慣れたからだろうか。これは高速で回るのが良いのに。

・メンバー挨拶

安田→錦戸→渋谷→大倉→丸山→横山→村上。
変なテンションで会場をざわつかせて颯爽と捌けて行く安田君の次に、『もーこれどーすればええん』みたいな困り顔で挨拶始める亮ちゃんがソーキュートでした。マイベスト錦戸亮は1/14の、音に乗っかってすばるくんに迫ってみるやつ。最高に気まずい。この日はサンシャイン丸山を楽しむ横山君と、ドラムでゴジラみたいな足音効果音つけて貰ってはしゃぐ村上君もとってもかわいかった。

1/3福岡の無言で遊ぶ村上君に絶妙なタイミングでツッコむ渋谷さんも良かったし、横山君の彼氏シリーズもヒュー!!ってなるので好き。自分で言っておきながら顔真っ赤にしてダッシュで捌けていくとこまで含めて好き。

・エイトレンジャー

冒頭の映像を早速パロるセンス!最高!錦戸ハイチュウとか村上麺づくりとか、芸が細かい…流石中村監督…。ママがモモコ姉さんからリンゴ姉さんになってたの一番笑った。パロなので冒頭をなぞってるとは言え、ブルーのくだりで『えっ、やすくんが塗ってくれんの…!?痔の薬を…!?』と動揺。(松原.エピでもかなりびびったのに)
ドームツアーは音楽やって、コントはイベントでやってほしいなーとは思うものの、何だかんだ何回見ても結構楽しかった。オラついてるレッドさんが好きです。ブラックがオレンジに甘すぎるのかわいいと思います。「錦"戸"」で振り返る亮ちゃん超イケメン。あの顔面がないとできない演出。

1/14から15にかけての「いや、さっきさっきー!」の流れも楽しかったし、イエローのグリーン弄りもなかなか新鮮で良かった。なかなか閉めないやつとか好き。レッドとグリーンのベッドシーンは、札幌が一番好きだったんだけどなー。レッドさん男前で。東京以降何故かどっちもオネエだった。どんなカップルだよ(笑)

・「なぐりガキBEAT」

札幌で『初めて聴くけど間違ってる事はわかる』と頷きつつ声援を送った横山さんのトランペットが、回を増す毎に"鳴る"ようになっていったのがとっても良かった!(上からですみません…)
最初は普通かなーと思ったけど聴いてるうちにどんどん好きになったスルメ曲。Aメロの丸倉→安錦→横渋村の流れが素晴らしい。センター横山を支える両隣に渋谷・村上を配置したの本当わかってる…三馬鹿尊い…。
「あとはドアを開けるだけ!」って完全に蹴破る関ジャニ∞がめっちゃ好き。

・日替わりセッション

日替わりと言いつつ5曲ローテーションだったわけですが、忙しい中5曲もしっかり新しいアレンジで聴かせてくれたのがすっっっごく嬉しかった!そしてどのセッションもとても良かった。

5曲の中で一番好きな「Baby Baby」が札幌・名古屋平日・大阪平日というハードルの高さ。映像に残りますように…。
すばるくんも「いい曲」と言ってた気がするので、これを機に同じく山森大輔さんが作ってくださった「Can't U See?」もライブで歌ってくださいお願いしますめっちゃいい曲です。私のエンドレスリピート大賞2015です。*1

「I to U」はまるちゃんが歌い出した瞬間の大歓声がすごかったし(曲が終わった後「きもちよかった」と言ってたのもかわいかった)「この曲こんな人気なんや(驚)」っていう流れで「イントロ始まっても全然気付いてへんかったけどね」と辛辣な安田君に笑った。
私も大好きな曲なので、すばるくんが「俺らもえぇ曲やなって思って選んだのがこうやって喜んでもらえると嬉しいですね」的な事を言っていたのも嬉しかった。

すばるくんが「カバー…に、なるんかな?」って言って歌い出したのが「CANDY MY LOVE」だったのもめっっっちゃめちゃテンション上がったー!!!すごい良かった…。「また会えるんかな」「会うのに2時間かかるからな」とか言ってたけど私はいつまでもキャンジャニちゃんを待ってます。40になっても50になってもやってていいと思うけどできれば今の本気で可愛いうちにもっとやって映像に残しておくれ…!(まさかの登場だった元気DVDがオタク映りすぎ問題で観られないの一生恨む)*2

「ローリング・コースター」はよくセトリに入っているイメージだったけど(DVDになっているのはPUZZLE、カウコン、8UPPERS、FIGHT)最後にやったのFIGHTだから久しぶりと言えば久しぶりなのか。亮ちゃんが「俺すごい好きやから毎回セトリ会議に出すのにいっつも弾かれる」って拗ねてたので、錦戸さんゴリ推し曲なら仕方ないなと納得した。

・「ハダカ」

最初あの衣装で下から上がって来た時は『マジかよー!!!』と思ったけど、2人揃ってガッとカメラ向いた瞬間の顔で『あ、マジだな』ってなった。あそこものすごく好き。
露出度が高いのに性的な匂いが全くしないのが曲を体現していたなと。オーラスの最後まで一切笑いに走らず、演出意図を汲んできっちりやり切ってくれて本当良かった。30代男性が"ハダカ"で歌えるの格好良い。
新聞がそれぞれの誕生日だと聞いて探したのも、渋谷さんのパンツ特定班だったのも良い思い出。(http://3rdware.net/

すっごい難しいのわかってるけど、やっぱり札幌ではちょっとだけ『キーボード村上君がやってくれないかな…』と思ったので、いつか三馬鹿でこの曲を観たい。

・セッション映像

会場違いやったー!こういうの嬉しい!札幌が「北の国から」で、東京TOKIOだったから福岡も御当地ソングを期待してたら名古屋がクリスマスだったので、『あ、福岡は正月曲ですね…』ってちょっと寂しかった。地方ネタのが私は嬉しい。(地元だからかもしれないけど)
福岡で一番老若男女に知名度ある曲っつったら「いざゆけ若鷹軍団」だと思うので、機会があればよろしくお願いします。ドーム繋がりって事で!

ただセッション自体はどれもすっごい良くって、本当楽しかった。まるちゃんの山下達郎が予想以上にクオリティ高くて笑ったし、まさかの「粉もん」!!!と思ったら途中から完全に別モノだったし(笑)

・「Tokyoholic」

かーらーの!もう本当、クソカッコイイの一言に尽きる。それ以外説明要る?要らないねオッケー!

「NOROSHI」初回限定盤Aに突然セッションムービーが入っていて、いやこれ曲は?どうなったん??と思っていたらツアーで歌詞つき披露っていう。しかもそれが本当格好良くて歌詞もサイコーで完全にブチ上がった。
セッションプロデュースが亮ちゃんだから歌詞も亮ちゃんなのかなー?でもちょっとすばるくんエッセンスもあるなー?と思ってたら2番の村上パートだけ英語が全部カタカナだったの見て、亮ちゃんだなと確信した(笑)錦戸亮の作詞センス神。

一番余裕そうな亮ちゃんが叫ぶ「こっちも必死なんじゃ!」は刺さったし、エイトだからこそ、今のエイトだからこそ歌える歌詞で本当最高としか。

東京で聴くのが一番好きでした。大阪で言うとちょっと、遠吠えみたいになっちゃうからな。「I don't like you, TOKYO!」「I can't hate you, TOKYO!」って東京で叫べる関ジャニ∞最高で最強。
1月25日発売の「なぐりガキBEAT」通常盤に収録されるので是非。

なぐりガキBEAT(通常盤)

なぐりガキBEAT(通常盤)

・安田ギターソロ

良かった…。完全にギタリストだった。ギュイーン!て鳴らすのも、テンポ速いのも良かったし何より1/14大阪での大倉煽って即興セッションにしちゃうの本当むっっっちゃくちゃ格好良かった。こういう瞬間をつくって貰えた事も嬉しい。

・「象」

からの!「象」!!2年待った「象」!!!関ジャニズムの時に『できればバンドで観たいけど、難しいから厳しいだろうな…』と思って、実際札幌初日に『やっぱ無理だったか…』ってほんのちょっとだけがっかりして。でもあれからめきめき腕を上げて、自分達のものとして「象」を演奏するエイトが本当に格好良かったし、それをまた札幌で観られてよかったと心底思った。こういう事があるからエイターやめられない。遠征もやめられない。

「世界は変わる!」ってすばるくんに煽られたらもう、来るってわかっててもアガるしかない。
1/3福岡Cメロで突然笑い出したやすくんの狂気と、それを受けて初めて「ありがとう」を崩した渋谷さんの流れが一番印象的だけど、自分の座席位置とその時の熱によって全然違う風に聞こえたりもして、それぞれに本当良かった…。

本能のままに頭振り過ぎて全然見えてないので映像待機。亮ちゃんのアコギが見たい!

・「NOROSHI」

「NOROSHI」で始まり「NOROSHI」で締める。この流れは本当に良かった。
「象」は頭振りまくってるけど「NOROSHI」は拳上げだから一体感あるし、"今年の関ジャニ∞"って感じでこれで締めるのすっごい好きだった。
「行けー!!」ってすばるくんの煽りも、「唄え唄えー!!」ってやすくんの煽りも、本当ぶち上がった。良い曲作って貰った…。

・衣装

どれが特に!ってわけではないけど、今回平均してどれも良かった。嫌なのはなかった。パノラマは蛍光色より積み木みたいな原色のが好みかなーとは思ったけど。(蛍光色好きじゃない派)
「The Light」も正統派ジャニーズで良かったし(歌う山田はいつだってKinKiイメージ)「Steal your love」もそれぞれが一番格好良く見える丈とかシルエットでとても美しかった。セッションの時に着てた、メンバーカラー×動植物プリントのトップスも好き。あれ売ってほしい。着たい。
ちなみに一番好きな衣装は「ハダカ」です。

・座席的不公平感を減らそうという努力

実際問題、5万人も入ってたら完璧な平等なんて無理だと思う。でも、少しでもそれをなくそうと努めてる事は伝わった。前後左右それぞれのサブステに順番に行ったり、トロッコ・フロート・気球を駆使したり。欲を言えばトロッコと気球は一周してくれよーと思わなくはないけど、それで全員でのパフォーマンスの時間が減ってお手振りファンサコンになったら本末転倒だしな。今までの『同じとこばっか行ってない…?』感はかなり解消されたので良かったと思います。アリーナ歩くのは危ないからマジでやめてくれ。

・目で殺す渋谷すばる

「NOROSHI」テレビ初披露あたりから、ちゃんと髪セットして貰ってすっごい色気のある顔でカメラ目線する渋谷さんでざわついてたら、ツアー本当酷かった!(褒)
12/25以降は何故かカワイイ路線にシフトしてしまったので、12/24までが特に好きだった。「T.W.L」「イッツマイソウル」でのソロパートで何人死んだ事か…。
セッションでもやってたら、1/13大阪で安田君が「渋谷すばるは目で殺せるから」ってモニター見えてないにもかかわらずカメラ目線を把握してたのも笑った。流石。

・オトコ安田章大

札幌でメンバーもファンも「どうした!!??」ってなるくらいオラついていたのがめちゃめちゃ好みで、安田君本人もそれを「素に近い」と言っていたのがすごく嬉しかった。

ツアー全体通して結構強くて、そういうモードなんかなーとか「NOROHSI」と俺節の影響もちょっとあるんかなーと思っていたら大阪1/14でメンバーにダメ出しを喰らって、むしろ私がへこんだ。かわいい章ちゃんしか認めない勢がちょっとしんどいなーと思ってたところでメンバーにもそれ言われんの…?っていう。まぁやすくんとずっと一緒に生きててよく知ってるメンバーがそう言うならそうかもしれないんだけど。でも安田さんめっちゃ尼の男やん知ってるやろ。

本人が「最近自分らしさを出せてる」って言ってるのに、それじゃダメなのか…。「自分らしさってそういう事ちゃうで」って言われて、「じゃあ抑えますわ」ってすぐ引っ込めちゃったのも気になったし。「象」は私の中で丸山隆平鼓舞ソングなんだけど、この日初めてこれを安田君に向けたいと思った。

私はかわいいところも格好良いところも含めて安田君が好きだし、どんな一面も安田章大だと思っている。全肯定するタイプじゃないから『それどーなん?』って思う事もあれば『そんな言い方しなきゃいいのに…』って思う事だってあるけど、それは私と合わないってだけであって、安田君の考えを制限しようとは思わない。他の6人も同じく。
好きかそうでないかは個人の好みだから別にいいけど、生身の人間を型に押し込めるような事をしないでほしい。

・ドームツアー発表

リサイタルからの解放!!二倍の喜び\(^o^)/
毎年オーラスに向かうにつれて『またあと1年待たなきゃいけない…』って憂鬱になるくらいドームツアーが好きなのに加え、リサイタルが本当嫌いなので二重に喜びが爆発した。いい夏になるぞー!!
アルバムはアルバムで嬉しいけど私の評価は聴いてからなので(何年もアルバム出さないL'Arcにすっかり慣らされてしまった…)ツアー発表が一番テンションが上がった。

ただ冬は冬で恒例の日程をキープしたいので、夏は今年だけのエクストラであってほしい。毎年夏になるのはやだなー(ワガママ)

・「TAKOYAKi in my heart」

からのタコマイ!あんなにタコヤキ推してるのにやんないのかよ!というツッコミをオーラスで回収(笑)
"10周年に向けて"って作った「All is well」を10周年ツアーでやらずオーラスのダブルアンコールでやったり、「ふわふわポムポム」は世界観作らないといけないからやらないって言っておきながらクリスマスだけやったり、本当焦らすの好きやなぁっていう。
でも本当、良い発表からのタコマイはむっちゃくちゃ盛り上がって楽しかった!"遊んだ!"って感じ。
それぞれステージ回ってたのにやっぱりまるちゃんのギャグソロは正面サブステなんやな、っていうのが地味に可笑しかった。

・7人で無事に終わった

これが全てと言っても過言ではない。いつもは『ツアー終わっちゃうのやだー!』って嘆きながら大阪に向かうけど、今回ばかりは『とにかく無事に終わってくれ』と思っていた。

1/14にたこ焼きが燃えた瞬間、すごくほっとしている自分がいた。1/15は、それだけでもう泣きそうだった。無事始まる、そして終わる。それは当たり前ではないと痛感した。

残念だったところ

  
・注意事項映像

残念ってほどではないんだけど、コンセプトがいまいちよくわからなかった。何で突然七夕?冬ツアーなのに??
Babunさんに対して「ま、コイツには譲らなくていいけどな!」っていうのと(マナー喚起なら人選ぶなよ)「彼女は彼氏の胃袋をギュッと掴んで、料理上手なお母さんになるんだぞ!」が(このジェンダーフリーな御時勢に固定観念押し付けてくるの何なん?ライブ関係ないやろ好きにさせろや)開演前にテンション下がるからやめてくれってくらいかな。こういう感覚が本当無理。

・思いがけず「ブリュレ」

なんでだよ!!!(笑)
いや、「ブリュレ」は好きだ。曲としてはめっちゃ好きだ。けど、「NOROSHI」の次の2曲目でこれ!?組長の敵討ちに来たんじゃなかったんかーい!
アルバム出してないとは言え最近のエイトだしなとそんなにセトリに期待もしてなかったけども、2曲目にして『ああ、いつもの感じですね…了解…』ってちょっとテンションが下がったのが残念。「ブリュレ」は好きなのに。『大事な「ブリュレ」をこんな使い方しやがって…!』みたいな気持ちが強いかもしれない。

・「RAGE」

いや、「RAGE」も好きだ。何度もやってくれるのは嬉しい。しかし私が観たいのはファンサお手振りではなく村上信五センターでちょっと踊る感じの「RAGE」なんだ…!未だにニズムリベンジ待ってます。
落ちサビ前で一塁側の渋谷&丸山がヘドバンしてるのは毎回楽しみに見ていた。

・「浮世踊リビト」(アリーナトロッコ

嬉しい。浮世は嬉しい。しかしそうじゃない。お手振り消費してほしかったわけではないんや…!2015リサイタルの「RAGE」とか、2016リサイタルの「一秒KISS」に近いコレジャナイ感。
アリトロはせめて一周してほしかったなーと。こっちで座席選べるわけじゃないし。ずっと自担と逆サイドでちょっと切なかったです。まぁでもこれ以上お手振りタイム伸ばしてほしいわけでもないので微妙っちゃ微妙。スタンドにいる時は暇だしな。

・「The Light」

歌も衣装もダンスもとっても良かった!ただ、私は山田には2人だけでステージに立ってほしかった…。山田は宇宙。以上。

・からの「罪と夏」

来たぜ夏!来てねーわ!!!
曲自体はわりと好きだしセトリに入れる事に異存はないものの、「The Light」からの余韻がなさすぎて悲しかった。もうちょっと順番何とかならんかね…。

・「Black of night」の振り

曲はもう文句なしに好きなんですが、MVの全員横になってるところから始まるのとAメロ歌い出し「まるで悪魔だ」でまるちゃんが後ろに倒れ込む振りがめちゃくちゃ好きで、いろんな角度から見るのを楽しみにしてたのでカットされてたの悲しかったー。14公演毎回は厳しいのかもしれないので無理は言えないけど…観たかった…。

・ラストが「オモイダマ」

何故…?
「オモイダマ」自体は別に嫌いじゃないけど、オモイダマ締めはもう「関ジャニズム」でやったやん?何かもうちょっと、違うのなかったのかなって。

・ツアータイトル、コンセプト

関ジャニズム」「関ジャニ∞の元気が出るLIVE!!」「関ジャニ'sエイターテインメント」って言ってる事ほぼ一緒じゃない…?そしてやってる事も一緒のような気がする。そろそろ違うの見たい。

・セットリスト

で、結局セトリも似たような感じっていう。新規向けって言われたりもしてたけど、新規だってここ数年でやってる曲は生で聴いとんじゃー!過去DVDも擦り切れるほどリピートしとんじゃー!見た事ないやつが見たいわー!
新しいものを覚える余裕なんてないのかもしれないけど、それにしたってなあ…と思わざるをえない。

オープニングムービーからの「NOROSHI」がめちゃめちゃ格好良かったのに、その流れを活かせてなかったのが残念。




 
好きなところもそうでもないところもあったけど、全体としては楽しく通えた良いツアーだった。

今回、私の中で『気楽に楽しむ』というのがテーマのひとつでもあった。

アルバム前提でないツアーという事で「あの過去曲が」「あの未披露曲を」って期待の声が上がるのを、『んなわけない』と思いながら眺めていた。「関ジャニズム」以降リサイタルも含めたツアーを見て、今のエイトはそうはしないだろうという諦めのような確信があった。(2009年のカウコンはあんなにセンスあるのに何故こうなった…)
蓋を開けてみたらほぼここ2年ほどの公演でやっている曲ばかりで固められたものの、思いっきりハードルを下げて気楽な気持ちで迎えたのが結果的には良かったんだと思う。期待をしないという事はファンとしてはとても寂しい事だけど、私が期待したところで内容が変わるわけじゃないならストレスなく楽しんだ方がいい。

そんなセトリに対する不満なんか全部吹っ飛ばすくらい、とにかくバンドが良かった。セッション2曲と後半3曲、合計5曲しかないのに圧倒的に濃くて満足度が高かった。特に後半3曲。この3曲のために通う価値が十分にあった。

どんなにセトリに首を傾げようとも、どんなに演出に文句を言おうとも、私はやっぱり関ジャニ∞のドームツアーが好きだ。12月から1月にかけて、仕事と遠征で死にそうになりながら毎週ドームに通うのが好きだ。来年も再来年も、10年後もそうしていられる自分であればいいと思う。


とにかく無事に終わって何よりでした!お疲れ様でした!
夏もドームで会いましょうー!


 

*1:「強く 強く 強く」通常盤収録

強く 強く 強く (通常盤)

強く 強く 強く (通常盤)

*2:

「ザ・テレビジョンCOLORS」と「Black of night」と安田章大。

毎回写真と内容の良さに定評のある「ザ・テレビジョンCOLORS」シリーズ。vol.27 RED&WHITEには横山・安田のインタビューがそれぞれ掲載されている。

ザテレビジョンCOLORS vol.27 RED&WHITE

ザテレビジョンCOLORS vol.27 RED&WHITE

安田担から「絶対読んだ方がいい!」とオススメして貰い、とりあえず買ったら本当に良かった。


 

写真

まず写真が良い!安田君が赤着てるのも新鮮だし、自宅みたいなリラックスした雰囲気の写真でかわいい。横顔が好きなのと、右下2番のズレてるとこ担なのでそれがわかる写真があったのが非常に良かった。

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ここかわいい。これが見えてるとお得感ある。(元気が出るLIVEの団扇も良い)
安田君に限らず、キレイに整ったものよりこういうちょっとした歯並びとかシワとかに惹かれる。生身の人間なんだと実感できて好き。


Black of night

インタビューでは「NOROSHI」収録、安田章大作詞・作曲・総合プロデュースの「Black of night」が語られている。

「この曲はね、イヤホンで聴くために作ってる。めっちゃ音の聞こえ方を立体的にしてるんです。音も左右に振ってあるし、いろんな場所から歌声が聞こえてくるように配置して。ここはコンプ(コンプレッサー。エフェクターの一種)掛けずにドライな声にしてとか、歌詞によってコンプを掛ける掛けないとか、全部細かくお願いしました」
 
「左右って言っても右と左だけじゃなくて、時計の針の12時のところを真ん中として、そこから1時、2時の位置って、ちょっとずつ音の位置を変えられるんですよ。そこをめっちゃ細かく指定してます」

具体的にどういう創り方をしているのか、どこに拘ったのかが細かくわかってありがたい。

単にカッコイイ曲ではなく、"カッコイイ関ジャニ∞の曲"にすることが大事だったという。
 
「息を吸う音が生々しく入ったブレス音などを入れていくことで、ヒリヒリとした感情を抱かせられると思うのね。あくまでも生々しくあること。そここそが、関ジャニ∞らしさだと思ったから。だから、ブレスの音や水の音や、心音が入ってて。ブレスや水や心音って、人間が生きていく上で自然と耳にして、自然と体の中に取り込まれて血液となっていってるもの。だから、そういう音を聞くと人間は自然とドキドキしたりワクワクしたりすると思う。そういう音って、普段生活していて、そこまで大きな音で存在してない。意識して聞いてる音じゃなくて、無意識に聞いてる音。それをあえて鼓膜を震動させるくらいの爆音で聴かせることで、聴いてくれる人の全身をかきむしれると思ったんです。この曲を聴いた時に、そんな感情に包まれてほしいと思ったというか」

「2Aメロと2A´と2Bのところは、音を聴いてもらうと分かると思うけど、まず縦軸となるリズム隊が一切おらんくて全部水の音とブレスの音だけにした。途中で歌詞とリンクさせたかったから、雨の音を降らして。大倉(忠義)の"消えてしまう―"っていうサビに入る前の部分は、心音だけにして、わざと一度全部音を消していて。人間って、ずっと聴いてる音が突然消えると、その瞬間"ヒヤッ"として、集中しようと思うんですよね。あと、どこか、ヒヤヒヤとしたアブノーマルな世界を知りたいっていう感情になるというか」

それなー!!!私が「Black of night」を好きな理由のひとつがこのブレス音・水音・心音なので、まんまと狙い通りどツボにハマっている。人工的な打ち込みのサウンドにこういう生っぽいと言うか、生物とか自然の音が入るとすごく耳に引っかかって良い。
そして、「生々しさが関ジャニ∞らしさ」という言葉にも心底同意した。生歌・生演奏に拘る事、整ったキレイなものじゃなくて今ここで生きている人間らしさを見せる事。それが関ジャニ∞の良さで私がハマったところでもあるので、安田君がそう言ってくれたのがすごく嬉しかった。

ちなみに渋谷すばるは、「嵐に似合いそうな曲だ」と思ったそうだ。
 
「あぁ、僕もそう言いましたよ。プレゼンのとき、『嵐っぽい曲ありますけど、どう?』って。嵐は、光の部分も影の部分も振り幅がすごく広いし、そのすべてのダンス曲をやってきてるよね」

逆に『えっ、マジで!?』ってなったのがここ。私はこの曲を"嵐っぽい"とは全く思ってないのでびっくりした。
嵐に関してはパブリックイメージのすごく浅い知識しかないので、実際にもっと知っていくと違う一面があるのかもしれないけど、"嵐っぽい"とは思わない理由は

・音が生々しい
・メロディが複雑で違和感を狙っている
・歌詞に救いがない

この3点。

私が嵐にこの曲を提供するなら、心音やブレスは入れない。打ち込みでキッチリ作ってキレイにまとめる。歌番組やコンサートDVDで見ていても、嵐は総合エンターテイメントだなと感じる。歌や音楽だけに拘っているわけではなく、衣装・ダンス・表情・演出といった全てが整っている事で"嵐"を見せているという印象がある。だからこそ、嵐が歌うならそのヒリヒリした生々しさを必要としない。

安田君の曲の魅力のひとつは複雑で面白いメロディにある。「アイライロ」はその代表例だと思うが、耳コピで歌おうと思うとものすごく難しい。予想するところに次の音が来ない。1番と2番で微妙に違うメロになる。その違和感が引っかかりとなり"気になる曲"になれる。
嵐の曲は万人が予想する、気持ちのいいところに音が来るという安心感が多くの人に支持される事に繋がっていると思うので、そこも私の思う嵐とは違う。

そして最大の理由は、この曲が救いのないループ曲だというところ。

Black of night - 関ジャニ∞ - 歌詞 : 歌ネット

最後のフレーズが「いつからか元の世界見失った 僕たちは 永遠に出られない 暗闇のラビリンス」で、「NOROSHI」初回限定盤Bに収録されているMVでは、差し込む光に全員が顔を伏せたところで終わる。私はこの演出がものっっっっっすごく好きで、この闇を抱えたところが最高に関ジャニ∞だと思っている。(中二病
嵐なら暗闇のラビリンスを抜けた先に光があるし、「君を迷宮から連れ出す」のが嵐だと思うので、それも私が嵐っぽくはないと思う要因。

それぞれに違った良さがあるのでどちらが良いとか悪いとかではなく、私の思う"嵐っぽさ"と渋谷・安田の思う"嵐っぽさ"にはかなり違いがあるんだなと興味深かった。


Twitterの簡易投票でもずっと3:7くらいで推移していて、ファンもあまり嵐っぽいとは思っていないんじゃないかと。我々は関ジャニ∞の曲として完成したものしか聴いてないのでそう思うのかもしれない。プレゼンの段階ではどういう状態で、すばるくんは何を聴いてそう評したのかが気になる。

「僕ら関ジャニ∞がストリングスとピアノを使って表現するとしたら、確実に光ではなく、陰やと思ったんです。でもね、嵐っぽいって言っても、関ジャニ∞の曲になるから。関ジャニ∞の7人がやれば、どんな曲も関ジャニ∞になる。そこが僕らの自信ですから

そう!!「光ではなく陰」という自覚があるって事にものすごく興奮するし、私もどんな曲でも7人で歌えば関ジャニ∞になると思っているので、それを自信だと言い切ってくれたのは嬉しく頼もしかった。

「Sorry Sorry love」や「Masterpiece」でもそうだが、バリバリの打ち込みサウンドでも渋谷すばるが歌い出した瞬間ぐっと湿度が上がる。そこが関ジャニ∞らしさ・良さだと思っていて、特に1番のサビに入るところの「消えてしまう Black of night」は如実にそれが出ていて好きだ。多分この曲の全体的なイメージからすると感情を入れすぎているんじゃないかと思うけれど、そこが好き。


「Black of night」は楽曲もMVも本当にむちゃくちゃ格好良いので、是非とも御覧頂きたい。公式サイトでも視聴可能。

MOVIE|関ジャニ∞公式サイト / INFINITY RECORDS オフィシャル ウェブサイト

タイアップが多いのでなかなかそうもいかないけど、状況が許せばA面として打ち出しても良かったくらい良い出来…!
そして、こういう曲を歌える・踊れるグループは他にもあるかもしれないけど、これがメンバーから出てくるところが関ジャニ∞の強みだと思っている。


 

関ジャニ∞

「今、一番に考えてるのはね、『ファンの子が観たい関ジャニ∞を見せることが、僕らの仕事や』ってこと。でもね、この先、僕らのやることが、ファンの人たちが求めてないものである時期もきっとあると思うのね。そのときに感じられる関ジャニ∞があるとしたら、それが現時点の関ジャニ∞なんやけど、僕らは、その時点ではファンの皆さんに見えてない未来の関ジャニ∞も、現時点で作っていってるわけやから。だからね。今皆さんに見えている関ジャニ∞って、ほんまに"現時点での関ジャニ∞"なんやと思うねん。それ以上でもそれ以下でもないし、変わっていくと思うし」

ファンになってからの3年間のエイトの活動で、納得がいかないところも沢山あった。もう降りようかなと思った事もあった。(降り先が決まっているわけではないので、バンギャ的な"上がる"の方がニュアンスとしては正しいけど)
それでも、嫌いにはなれなかった。歌を聴いてしまうと、どうしたってエイトが好きだと思う自分がいた。

これまでの不満が払拭されたわけではない。何でも全肯定するタイプではないから、これからも『私は好きじゃない』って思うものがきっとあると思う。私が見ているのは今のエイトだけど、数年後のために我慢しなきゃいけない今って何?と思わなくはない。数年後のエイトを見てるなら、1人欠けてるDVD(限定生産)を「今までで一番」とか言うなよー!とも思ってる。←根に持ってる


それでも、エイトが数年後の関ジャニ∞を作っていると言うのなら、それを信じたい。




NOROSHI(初回限定盤B)(DVD付)

NOROSHI(初回限定盤B)(DVD付)

NOROSHI(通常盤)

NOROSHI(通常盤)


 


 

「関ジャニ’sエイターテインメント」日替わりまとめ


 

日程

12/10(土)18:00 札幌ドーム
12/15(木)18:30 東京ドーム
12/16(金)18:30 東京ドーム
12/17(土)18:00 東京ドーム
12/18(日)18:00 東京ドーム
12/22(木)18:30 ナゴヤドーム
12/24(土)17:00 ナゴヤドーム
12/25(日)17:00 ナゴヤドーム
01/02(月)18:00 福岡ヤフオク!ドーム
01/03(火)17:00 福岡ヤフオク!ドーム
01/12(木)19:00 京セラドーム大阪
01/13(金)19:00 京セラドーム大阪
01/14(土)17:00 京セラドーム大阪
01/15(日)16:00 京セラドーム大阪


 

日替わり要素

 

アコースティック

12/10・12/22・1/12:「Baby Baby」

8UPPERS

8UPPERS

12/15・12/24・1/13:「ツブサニコイ

ツブサニコイ

ツブサニコイ

12/16・12/25・1/14:「CANDY MY LOVE」

前向きスクリーム! (通常盤)

前向きスクリーム! (通常盤)

12/17・1/2・1/15:「I to U」

ツブサニコイ

ツブサニコイ

12/18・1/3・1/16:「ローリング・コースター」

PUZZLE

PUZZLE

 

セッションムービー

札幌:「北の国からさだまさし

東京:「LOVE YOU ONLY」TOKIO

名古屋:「クリスマス・イブ」山下達郎

福岡:「Happy Happy GreetingKinKi Kids

大阪:「粉もん」ジャニーズWEST


 

変更点

 

エイトレンジャー

12/15東京公演より、マスクパフォーマンス中のオレンジ台詞に字幕テロップ追加。

 

Tokyoholic

12/17東京公演より、楽曲タイトルテロップ追加。


 

特別演出

 

12/24 名古屋

アンコール「ズッコケ男道」より、ツアーグッズパーカーの代わりに各メンバーカラーサンタ服で登場。以降、退場までサンタ服。

 

12/25 名古屋

アンコール1曲目「ふわふわポムポム」追加。大倉のみ赤サンタ。他6人はトナカイパジャマ+角カチューシャ。(「関ジャニ∞リサイタル 真夏の俺らは罪なヤツ」DVD特典映像にて、大倉がセンターに選ばれたため)
一塁側と三塁側のサイドステージにて、それぞれ1回ずつサインボール?バズーカ発射。

以降「ズッコケ男道」から「オモイダマ」までの全曲と退場までサンタ&トナカイ衣装。

 

1/15 大阪

セッション日替わり5曲の回数を揃えるため、1/15のみ「I to U」「ローリング・コースター」の2曲。

「オモイダマ」→銀テープで退場後、ダブルアンコールに登場。DVD発売・アルバム発売・ドームツアー開催を発表し「TAKOYAKI in my heart」を歌って終了。