真逆の方向性からも考えてみた。
前記事で『地方に行きたいなら大きいところでやってくれ』と書きました。
いや違うんだもっと近い距離でやりたいんだってなるかもしれないので、真逆のアプローチも考えてみる。何でそんなに物理的な距離にこだわるのかはさっぱりわからんが。
キャパが小さいところでやる上で私が問題だと思うのは、ざっくり言うとこの3つ。
1. 倍率が高すぎる(ファンの規模に合っていない)
2. 金積んだ者勝ちになる
3. 新規は増えない
1. 倍率が高すぎる
⇒諦める。
だってメンバーがやりたいっつってんだもん。
41万人×4枚=164万で23万のキャパに申し込みしたら全会員中の14%くらいにしかチケット当たらないけど、それでもその14%を幸せにしたいと言うなら仕方ない。
キャパが小さいところでやるというのは、そういうことです。
2. 金積んだ者勝ちになる
5万人の会場で1回やるのと、5000人の会場で10回やるのは、累計動員は同じ5万人です。でも、実際に行ける人数は変わってきます。人間は分裂できないから、全1回だったらどんなに頑張っても1回しか行けないけど、全10回だったら行こうと思えば10回行けます。そして、10回行きたいと思う人、行く人は少なからずいます。現状、お金さえ出せば全ステはできます。
私は、多ステそのものは悪い事だとは思いません。私自身も多ステしたい派だし。気持ちはわかる。ライブにはそれだけの魅力がある。
そして、好きなもの・自分にとって価値のあるものにお金をかけるのも、悪い事だとは思いません。(複数名義とか転売のような、公式で禁止されてるものはダメだけど)
ただ、どんどん名義を増やしたり高値でチケットを売買したり、お金を積まないと会場に入るのすら難しいようなツアーが、本当にエイトのやりたい事なのか?というところです。*1
では、そうならないためにはどうしたらいいのか。
⇒1人1枚のみ
⇒申し込み時点で顔写真提出
⇒当日の本人確認の徹底
この形式なら、多ステはほぼ不可能です。
今は違うかもしれませんが、2003年のポルノグラフィティのFCツアー(Zepp規模で9会場14公演)はこの形式だったので、無理なシステムではないと思います。当時は写真を貼った申込用紙を郵送したけど、今ならメールですぐだし。
こうして1人1公演しか行けないようにすれば、5000人で10回やって5万人が参加できます。
地元に来てくれた感を出しつつ公平性をプラスするなら
・エリアで決められた会場にしか申し込みできない
(FC住所が東北の人は青森公演のみとか)
・該当エリアの登録人数によって公演数を変えて倍率を均等にする
(沖縄1回、北海道3回、東京5回とか)
ここまでやってくれたら、落選しても諦めがつきます。全部運だから。
3. 新規は増えない
⇒諦める。
小さいキャパで新規開拓しようという矛盾。ガチヲタですら行くのが難しい会場に、"これからファンになりそうな人"がどうやって潜り込めと。
ものすごく非現実的な案ですが、どうしても狭いところでやりたいなら私が思いつく解決策はこのくらいでした。まぁファミクラにそんな事望んでもまず無理だろう。
って言うか、ひとまず入場時に身分証確認をやってくれ。何の対策もしてないのに転売禁止って言われても。やめさせる気ないだろ。
いや本当、何でファンじゃなくてメンバーの方がこんなに物理的距離にこだわってんの…?
その謎の概念により「落選したから降りる」じゃなくて、「ついていけない」って言われてしまっている事の重大さに気付いてー!
私が好きになった時点でエイトは既にスタジアムを埋められるグループだったから近さを求めてないだけで、松竹座の頃から応援している方にとっては遠くなっちゃったのが嫌だったりするのかなとも思ったけど、むしろ古参の方々は「エイトに大きくなってほしい」って意見が多い気がする…。*2